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【100均】ゴミ袋を使った簡易防災グッズの作り方5選! 簡易トイレや給水タンク、レインコートなど

  • 2024.8.28

いつどこで起こるかわからない自然災害。高い確率で発生が予想されている大地震に備えて、日頃から防災グッズを準備している人も多いはず。しかし、一品ずつ揃えていくと出費がかさみがちになりますよね。今回は、ダイソーで買える大型のゴミ袋を使い、災害時に役立つ簡易防災グッズの作り方を5つ紹介します。

ダイソーの「ゴミ袋(70リットル)」を使った防災グッズの作り方。簡易レインコート、給水タンク、簡易防水カバーを紹介する画像

ゴミ捨て以外にも使える! ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」

今回使用するのは、「ペール用 ゴミ袋(70リットル)」。サイズは縦90cm✕横80cmと大容量で、1袋8枚入りです。中身が確認できる半透明タイプとなっており、家庭ゴミとしてゴミステーションに出せます。

本来はゴミをまとめる時に役立つアイテムなのですが、自然災害などで避難が必要な時の防災グッズとしても活躍するんです。どんな使い方ができるのか、早速チェックしていきましょう。

ゴミ袋を使った“簡易防災グッズ”の作り方5選

ハサミを使って30秒で作れる「簡易レインコート」

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」を床に広げている画像

豪雨などの時にレインコートがない場合、ハサミとゴミ袋を使って「簡易レインコート」を作ることが可能です。まずは床にゴミ袋を広げ、底面が手前にくるよう準備しておきます。

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」を床に広げて、ハサミで切り込みを入れ簡易レインコートを作る様子

左側の角から25cmほどあけ、折り目が入っている位置まで垂直にハサミを入れます。この部分がフードになるので、深く被るために少し余裕を持って採寸しておくとよいです。

次に、3cmほどあけて左側と同じように切り、紐を作っていきます。右側は角から3cmほど残し、垂直に切り込みを入れたら内側を“コの字”にカットしましょう。この時、紐の部分は必ず残すようにしてください。

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」を床に広げて、ハサミで切り込みを入れた部分を手に持って紹介する画像

右側の角をすべて切り開いたら、簡易レインコートの完成です。実際に着用してみると、どのような見た目になるのでしょうか?

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」で作った簡易レインコートを着用し、使い心地を紹介する画像

ゴミ袋(70リットル)で作った「簡易レインコート」

「簡易レインコート」のフードを被って紐を結んでみると、レインコートに近いフォルムに仕上がりました。即席で作ったにも関わらず、緊急時に十分役立つクオリティです。ただ、既製品のレインコートと異なり、HDPE(高密度ポリエチレン素材)なのでカサカサと音が鳴るのが難点……。

また、強風などで飛ばされるのを防ぐために、首元の紐をしっかり結ぶのがおすすめです。小柄な人やお子さまが使う場合は、前身頃をクリップなどで留めると機能性がアップしますよ。

断水に備えて。持ち運びが便利な「給水タンク」

ダイソー「買い物かご」と「ゴミ袋(70リットル)」と組みあわせて給水タンクを作った様子

もしもの時のために意識しておきたいのが、ライフラインである水の確保。災害が起きてしまった場合には、地域一帯で断水になる確率が一気に高まります。そこで今回、ダイソーの買い物かご✕ゴミ袋を組みあわせて「給水タンク」を作ってみました。

ダイソーの「買い物かご」にセットした「ゴミ袋(70リットル)」の中に水を貯めている様子

「給水タンク」の作り方は至って簡単! ゴミ袋を2枚重ねて買い物かごにセットするだけで完成です。そのまま水道水を貯めておけば、体の汚れを落としたい時や水洗トイレを流す時などに役立ちます。

ただし、ゴミ袋いっぱいに水を入れてしまうと、重くて持ち運ぶのが大変になります。そのため、買い物かご半分を目安に貯めるようにしましょう。

ゴミ箱にセットするだけ! すぐに作れる「簡易トイレ」

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」と「リビング用ゴミ箱」を組みあわせて簡易トイレを作り、手に持って紹介する画像

災害時に重宝するのが「簡易トイレ」を、リビング用のゴミ箱✕ゴミ袋で代用することが可能です。ゴミ箱にセットするだけですぐに使えて、汚物に直接触れることなく処分できるのがメリット。

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」と「リビング用ゴミ箱」を組みあわせて作った簡易トイレを手に持ち、真上から紹介する画像

このままだと匂いが気になってしまうので、ゴミ袋ごとビニール袋で覆うか、新聞紙をちぎって吸水させる方法がおすすめです。また、ゴミ袋の上にレジ袋を重ねて使うと、より清潔に保てますよ。

サッと作れて使い捨てできる「簡易シューズカバー」

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」を床に広げ、正方形にカットした様子

豪雨や台風などで避難しなければいけない場合に、足元が濡れるのを防ぐ「シューズカバー」をゴミ袋で簡単に作ることができるんです。70リットルのゴミ袋だと大きすぎて動きづらいので、底面の角を残して正方形にカットします。

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」とヘアゴムを組みあわせて簡易シューズカバーを作る様子

カットしたゴミ袋に靴を履いたまま足を入れ、つま先を底面の角にあてます。余った端を靴に巻きつけていき、足の形にフィットしたらヘアゴムなどで固定しましょう。

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」とヘアゴムを組みあわせて作った簡易シューズカバーを、実際に靴を履き中に足を入れて紹介する画像

アッパー(靴の上部)と足首を固定したら完成! この状態でも問題なく歩けましたが、簡易用のため水中で使うと隙間から水が入ってしまいます。自宅から避難所まで移動する際は、どのくらい水かさが増しているかを確認した上でご使用ください。

精密機器を水濡れから守る「簡易防水カバー」

ダイソー「ゴミ袋(70リットル)」にノートパソコンを入れて作った簡易防水カバーを紹介する画像

仕事などでパソコンやタブレットを使う機会が多い人に必須の「簡易防水カバー」。ゴミ袋の中に精密機器を入れるだけで、水や砂埃から守ってくれる防災グッズに早変わりします。専用ケースと併せて収納すると、より安全に持ち運びできて便利です。

ダイソーのゴミ袋で防災対策できる! 緊急時に備えておこう

今回は、ダイソーのゴミ袋(70リットル)を使った簡易防災グッズの作り方を5つ紹介しました。日頃から防災意識を高めておくことで、いざという時にも慌てず行動しやすくなります。自然災害から身の安全を守るためにも、ぜひ役立ててみてください。

公式SNS:[Instagram]

[ダイソー ネットストア]

[All photos by Aoi Koshiba]

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