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海外のボンデージ、フェティッシュカルチャーを日本に持ち込んだパイオニアの個展が9/6より開催

  • 2024.8.28

多くのアーティストに影響を与え続けるマルチアーティスト・大類信の50年に及ぶ軌跡。

海外の“センス”を早くから“輸入”したマルチアーティスト・大類信

クリエイティブ・ディレクターという言葉が日本に浸透していない頃から、デザイナーとして、ア
ートディレクターとして、編集者、出版者として、はたまたギャラリスト、画家、陶芸家として、マルチに活動し、国内外問わず多くのアーティストに影響を与え続けている大類信の個展が東京千代田区神保町にある、KOMIYAMA TOKYO G で開催される。

画像1: 海外の“センス”を早くから“輸入”したマルチアーティスト・大類信

9/6(金)から始まる今回の個展では、ライフワークである墨によるドローイング作品を筆頭に、コラージュ作品、セラミック作品に加え、ポスターや書籍等が展示される予定。

洗練された美意識が築き上げたアーカイブは、今見ても、どこかに新しさがある。時代の先をとらえ、アート・クリエイションとジャーナリズムに生きた日本人の作品群から、感覚を研ぎ澄ますエネルギーを感じ取ってほしい。

画像2: 海外の“センス”を早くから“輸入”したマルチアーティスト・大類信

大類信 Makoto Ohrui
(1949-)
70年代初期より雑誌『ROCKIN'ON』でデザイナーを務め、80年代に「Fiction inc.」を設立。
「SALE2」の出版やデザインワークを通し、ジョン・ウィリー等欧米のコアなアーティストやフェティッシュカルチャーをいち早く日本に紹介。日本にひとつのカルチャーが根付くきっかけを築いた。後に雑誌『purple』でアートディレクターを務め、RSP (Radical Silence Production)名義では『THE international』を出版し、「videotheque」ではラス・メイヤーのカルト的映画を上映。90年代には、都内にギャラリー兼ナイトクラブ「THE deep」をオープン。「DEEPER THAN UNDERGROUND」をコンセプトのひとつとし、90年代後半にはパリでも展開。森山大道による写真展等を開催し、2000年代以降はパリに移住した。数々のブームの火付け役であり、アートやエロティシズムへの繊細な美意識とピュアな感覚をもとにジャンルを超えて影響力を持ち続けている。

画像3: 海外の“センス”を早くから“輸入”したマルチアーティスト・大類信

大類信個展
会期:2024年9月6日(金)〜9月29日(日)
時間:12時〜18時30 分 ※日・祝日は17時30分閉廊
休廊:火曜、水曜
会場:KOMIYAMA TOKYO G
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町 3-20-4 第 2 龍名館ビル 1F D
maps.app.goo.gl/FKvb2hU6YoyjeSmv5

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