吉野家で反響を呼ぶ『ダチョウ肉丼』　“グルメの達人”が魅了されたワケとは？

株式会社吉野家ホールディングスは、8月28日（水）から持続可能な未来のために「オーストリッチ（ダチョウ）」に関する事業を開始しました。

100％子会社である株式会社SPEEDIA（スピーディア）から、オーストリッチオイルを配合したスキンケア商品「グラマラスブースターオイル」などの販売を始めるとともに、吉野家の一部店舗にてオーストリッチミートを使用した数量限定商品「オーストリッチ丼 (スープ添え)」を販売しています。

「ダチョウって、いったいどのような味なの？」と気になっている方も多いはず。

私はファーストフードを中心に、年間600食以上グルメレビューをしていますが、実はダチョウを食べたことがありません。そのため、とても興味が湧きました…！

そこで今回は、吉野家の「オーストリッチ丼 (スープ添え)」を食べてみました。それでは、実食した感想をお届けします！

第4の肉！ダチョウを使用した「オーストリッチ丼」

こちらが、今回購入した「オーストリッチ丼 (スープ添え)」（税込1,683円）です。

8月28日11時から、全国にある「クッキング＆コンフォート」スタイルの吉野家約400店舗限定で、約6万食限定で販売されています。

※「クッキング＆コンフォート」スタイルであっても一部対象外の店舗があります。また、テイクアウト、デリバリーは対象外です。
※1日の数量を限定して販売します。当日分の販売終了は、各店舗の店頭にてお知らせします。なお、翌日は11時より販売予定です。また、準備している食材がなくなり次第、販売を終了します。

吉野家にとって、牛豚鶏以外のお肉を使用するのは「オーストリッチ丼 (スープ添え)」が初めてなのだそう。そのため、ダチョウは牛豚鶏に続く“第4の肉”になるのだとか。

なぜ吉野家は、ダチョウを使用した商品を発売したのでしょうか？

公式リリースによると、それは“今後もお客様に安心健康で豊かな食事を提供し続けていくためには、食糧の種類の集中化を防ぎ、多様な食糧によって健康を維持する必要があると考えて”いるためなのだとか。

歴史ある「牛丼」に加え、第二の柱として鶏の「から揚げ」に注力しているのも、その一環なのだそう。

私も吉野家の「から揚げ」は大好きですが、そのような背景があったとはびっくりです…！

ほかにも、未来を見据えて「オルタナティブミート（次世代の代替肉）」の研究も進めているそうですよ。

主役であるオーストリッチミートは、モモ肉とヒレ肉を使用しているのだとか。

ローストビーフ風に仕立てているそうで、トッピングにホースラディッシュ（山わさび）の醤油たれとサワークリームのホワイトソース、玉子の黄身が添えてあります。

つまりは、「ローストダチョウ丼」といったところでしょうか。

鳥なのに牛っぽい…！

ダチョウは鳥綱ダチョウ目ダチョウ科ダチョウ属で、世界最大の鳥類。

しかし、食べてみると不思議なことに、味も食感もかなり牛肉に近いんです…！

しっとりやわらかい食感で、牛肉以上にクセのない味わい。しかし、肉の旨みをしっかり楽しむことができました。

しっとりやわらかな肉と山わさびの風味が香る醤油たれは相性がよく、一緒に食べればごはんが進む味わいに。

ホワイトソースもつけていただくと、サワークリームの酸味やコクが加わってよりおいしくなりました。シャキシャキの生野菜もいい箸休めになってくれますよ。

主役の「オーストリッチ丼」だけでなく、実は「ガラスープ」も見逃せないメニュー。

実は、オーストリッチの骨からスープを炊いているのだそう。

丼の肉とは裏腹に、こちらは鶏白湯っぽさがありつつも、かなり野生味のある味わいにびっくり！今まで味わったことのないスープかもしれません。オーストリッチの骨を炊くからこそ、この味に仕上がるのかもしれませんね…！

気になる方はお早めに！

情報が発表されるや否や、SNSで大反響を呼んでいた吉野家の「オーストリッチ丼 (スープ添え)」。

実際に食べた方からは、「ローストビーフ丼をさらに上等にしたような感じ」などのコメントが寄せられていましたよ。

店舗・数量限定商品のため、気になる方はお早めにチェックしてくださいね。

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