【40万いいね越え】大反響！アニメが繋いだ“超大物同士”の衝撃コラボに→歓喜の声続出「実現するとは」「ゴージャス」

2025.3.14

つるまいかだによる漫画を原作とした現在放送中のTVアニメ『メダリスト』。第9話では、全力の演技を披露する結束いのりと、京都の強豪である蓮華茶FSC所属の大和絵馬（やまとえま）が大会で競い合う。また、本作のオープニング主題歌「BOW AND ARROW」のミュージックビデオにて、なんと米津玄師とフィギュアスケート選手・羽生結弦がスペシャルコラボを果たした。

たくさんの苦労を積み重ねてきた絵馬の演技

トラブルを乗り越え、大会本番に臨むいのり。シングルアクセルやダブルサルコウ、フライングシットスピンを次々に決めていく。そして、最後は明浦路司（あけうらじつかさ）とともに進化させた難しい形のブロークンレッグでフィニッシュし、観客からは大きな拍手が起こった。

滑走中、いのりは体重の乗せ方のコツをつかみ、司にもらったアドバイスを理解する。大会の間も、いのりは目を見張るスピードで成長しているのだ。「先生みたいに私も！」と司の美しい踊りを思い出し真似するいのりからは、彼をお手本にしてさらに上を目指す向上心と司へのリスペクトを感じる。

いのりの得点は24.32で、第1位。戻ろうとしたその瞬間、いのりはつまずき転倒してしまう。痛そうにするいのりを抱えて、司は救護室へ向かう。いのりはシンスプリントの可能性があった。シンスプリントとは使い過ぎによる故障のことで、疲労骨折の原因にもなる。フィギュアスケートは、怪我と隣り合わせなのだ。

一方、いのりの後に滑走を始める絵馬。彼女は背が伸びて足が痛くなるという体の不調にも負けず、コツコツ努力してきた選手だ。ダブルルッツを簡単そうに跳び、高難易度の技を決める絵馬。彼女の振り付けやジャンプからは、これまでの“積み重ね”を感じる。

今までの苦労を全てそそぎこんだような絵馬の演技は、観る者に訴えかけるものがあるすばらしい出来だった。得点は25.57で、最終順位は第1位。いのりは惜しくも第2位という結果になった。第9話についてSNSでは「ずっと追いかけたくなる」「体感10分で終わった」「演技終わったあと思わず拍手しそうになる」との声があがった。

眼福……！米津玄師と羽生結弦選手の豪華コラボ

3月5日、オープニング主題歌である「BOW AND ARROW」のミュージックビデオが公開された。この楽曲は、『メダリスト』のファンである米津が、アニメのために書き下ろしたもの。さらに、ミュージックビデオには羽生選手も登場し、楽曲に合わせて美しい演技を披露した。

ブルーの衣装を身にまとった米津と羽生選手。スケートの振り付けは、羽生選手自身が行ったとのこと。薄暗いスケートリンクでしなやかに滑走する羽生選手の姿は、時折輝く光もあいまって妖精のようだ。スケート靴によって削れてきらめく氷が、彼の演技に疾走感と儚さを添えている。

また、米津は弓を構えるポーズを決め、「BOW AND ARROW」というタイトルを体現。広大な青空の下で歌い、足元の水をはじく米津。透きとおった“青”がぴったりな楽曲の世界観を表現している。

「なんと羽生結弦さんに出演して頂きました。やばすぎ！」と米津がX（旧Twitter）にて投稿したポストには、40万いいね以上の反響が寄せられた。2人のスペシャルなコラボは、まさに“眼福”という言葉がふさわしい。何度観ても飽きないような豪華なミュージックビデオとなった。

米津と羽生選手がコラボしたミュージックビデオに対してSNSでは「構成がエグすぎる」「トップアーティスト×トップアスリートの衝撃コラボ」「なんてゴージャスなコラボなんですか」「見事に心臓撃ち抜かれてます」「実現するとは」との声があがった。

大会でいのりが精いっぱいの力を出したものの、第2位で終わった第9話。だが、いのりの成長は止まらない。今後、ますます上達し強くなる彼女の姿が観られそうだ。

メダリスト
ABEMAにて毎週木曜26時より無料放送
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。
［番組URL］https://abema.tv/video/title/25-279
【(C)つるまいかだ・講談社／メダリスト製作委員会】

ライター：まわるまがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X（旧Twitter）：@kaku_magari