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新幹線で『260人』の団体客が1分30秒で降りる!?客「絶対にミスが許されない」→次の瞬間、“衝撃の光景”に唖然…「30年前やってた」

  • 2024.9.25
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

校外研修や修学旅行で公共交通機関を団体利用した経験を持つ方も多いのではないでしょうか? 数十人~数百人が一度に乗り降りするので、「全員無事乗れるかな?」「降りられないクラスメートがいたらどうしよう?」と不安になった方も少なくないと思います。

今回は、おっとっと(@ottotto_mommy)さんが、2024年5月にX(旧Twitter)へ投稿して話題になった「娘が修学旅行の際に経験したびっくりするような事前練習」について紹介します。

おっとっとさんの娘さんは、いったい修学旅行に向けてどんなことを練習したのでしょうか?

その投稿が、こちら!

おっとっと(@ottotto_mommy)さん 2024年5月25日
去年の娘の修学旅行を思い出す。
『今日は新幹線に乗る練習するんだよ!』
「新幹線に乗る練習?」
『そう、1分半で260人が降りなきゃいけないんだって!』
「1分半で260人!?」
校庭にホームを模したラインを引いてやったそうだ。
1回目は何十人か取り残されたとw

なんと、「新幹線に乗り降りする練習」

1分半で260人が新幹線を乗り降りする必要があったため、乗り遅れたり降り損ねたりしないよう、校庭でリハーサルを行ったとのこと。

「1回目は何十人か取り残された」というのがリアルですね。

これが本番だったら…危ない危ない!

ところで、「校庭にホームを模したラインを引いてやった」というのはどんな状況だったのでしょうか?

投稿者であるおっとっとさんに詳しくお話を伺いしました。

 

「2回目以降は全員無事に大阪に出発できた!」みんなで力を合わせた事前練習

---修学旅行当日、無事に新幹線の乗り降りができたとのことでしたが、娘さんはその時の様子について、何かおっしゃっていましたか?

「先生方が『乗れー!とにかく奥に入れー!』と各乗車口から生徒を車内へ送り込んでいたそうで。もちろん座れるまで中は多少ギュウギュウだったようですが、それさえも楽しかったようでした(コロナ禍だったので初めての修学旅行の子どもたちでした)」

---「校庭にホームを模したラインを引いてやった」という内容について、どのような練習をしたのか詳しく教えていただけると幸いです。

「予め生徒たちには新幹線車内の座席表が配られており、自分はもちろんグループごと、全クラス分の座り位置も細かく決められていたそうですが、分からない人が必ずいるだろうからと自分の周囲まで座席表を頭の中へ入れておくという課題も出されていたようです。
そして練習当日は、石灰でホーム、新幹線の乗降口、大まかな座席位置が作られていたそうで(ライン引いた先生すごいね!と思わず言ってしまいました)
『乗り遅れたら大阪連れて行かないぞー!横浜で2泊だぞー!』と言われながらワイワイ盛り上がってしまったそうで、『1回目は乗り遅れたんだよ!学年主任に、乗れなかったお前ら横浜なー!って言われてる子が十何人いたよ!』とのことでした。
確かその日は3回練習したそうで『2回目以降は全員無事に大阪に出発できた(笑)』との話を聞かせくれました。後日もう1日練習があったそうですが、その日は乗り遅れ無しで無事に終わったそうです。」

---先生、お見事ですね!新幹線に乗る際、この他にも特別な準備や注意点があったのでしょうか?

「旅行自体の荷物は大した量ではありませんでしたが、短時間で全員が乗り込むために大きな荷物は事前に学校へ持ち込み宅配便で現地へ送る…という親の準備がありました。260人分の旅行カバンを運んでくれた業者さんにも感謝です。
当日は乗り込む前の待機の状態で【今日は絶対にミスが許されないから頑張って新幹線に乗るぞ!】との言葉のもと、無事に全員が乗り込み出発したそうです(他のお客さんにいっぱい見られた、と言ってたので、人数多いから仕方ないよ、見てる方がヒヤヒヤするよと話しました)」

---当日はきっとドキドキしたでしょうが、とても良い経験ですね!貴重なお話をありがとうございました。

「私もやった!」「うちの子も!」乗り降り練習の体験談多数

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

私たちも公共交通機関乗り降りの練習やりました!

いまだに修学旅行における新幹線乗り降り練習、やってるんですね…。
昭和で途絶えたとばかり思ってました。(40年前)
(先生)「今の動きでは、10人がホームに取り残されますよ!」
(生徒)「何としても皆で新幹線に乗るんだ!!」(妙な使命感と一体感)
何なら避難訓練より真剣でした…
岐阜の田舎出身だけど学生時代に新幹線に乗る練習したわ
ちょっとモタモタすると学年主任の先生が怖い顔して
「はい!あなたたちは新幹線に乗れなかったので東京にはいけません!(迫真)」
って言われたのを思い出す
九州出身ワイです。この練習、小学校でも中学校でもありました
先生たちは至って真剣です。鉄道会社や鉄道を利用する他のお客さんに迷惑をかけないために必死です。
新幹線を遅延させるわけにはいかないので……
私の中学校でもありました
当時から鉄道好きだった私は教師から駅員役を任されていたので、京都駅11・12番線の放送が収録されている動画を見漁って物真似してました。
これ、うちもやったー
東京駅からなら余裕あるけど、新横浜からだと1分しか時間がなくてねw
その時の記憶で、新幹線の乗降には今でも神経尖らせる
30年前やってたなw
くだらねぇ、なんなん!と当時は思ってたけれど…
現在電車社会に生きる身、乗ったこともない田舎者には必要不可欠だったなーと
一見意味ないことにも意味はある…
小学生のとき、まさに修学旅行で新幹線を使うため、新幹線イヤ電車すら通らない、私の地元では、『新幹線に乗る練習』は、毎年マストでした!笑
これが成功しなかったら修学旅行いけない。とか脅されながらやりましたよ笑
体育館でやりました
やっぱり240人くらいいてキビキビ乗らないと取り残されると叱られながらやりました
懐かしいです!私もやりました!(3X年前)
新幹線の駅に出るまでの特急の乗り降りの練習と、船の乗り降りと救命具の装着のやり方も、みんなで練習しました!
うちの娘たちもやりました しかもあとはホテルのユニットバスの入り方までレクチャーされたらしいです…

リプライ欄や引用リポスト欄には「私も乗り降りの練習しました!」「うちの子どももやりました!」という報告が多数寄せられていました。中には「子どもの頃は意味がないと思っていたけれど、大人になると練習の必要性や先生の大変さがわかる」という意見も。

他の乗客を意識し、迷惑をかけないように乗り込むというのも社会的な「学び」なのだと気づかせてくれる素敵な投稿でした!



取材協力:おっとっと(@ottotto_mommy)さん