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「身体拘束なんてしたくない…」看護師が葛藤する“認知症患者”への対応〈同時にナースコール「どちらを取るか究極の選択」〉

  • 2024.10.5

病棟で看護師をしている、ぱれちに(ぱれちにっき)さん。仕事のかたわら、医療従事者向け、主に看護師向けの漫画を描き、ブログで発信しています。

看護師にとって、患者の身体拘束をすることは、倫理的な葛藤があるようで…?

身体拘束をすることと葛藤について

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ぱれちに(ぱれちにっき

患者の身体拘束をすることは、倫理的な葛藤があるそう。大腿骨を骨折した、認知症の患者が入院してくると、ナースコールを押さずに勝手に歩こうとしてしまいます。しかし、転倒のリスクが高いため、柵と踏まれるとナースコールが鳴るコールマットを設置することに。コールマットが作動して看護師が駆け付けると、案の定1人で歩き出そうとしています。患者を止めようと説得していると、別のナースコールが鳴ります。結局、車椅子に患者を乗せ、別の患者のもとに向かうのでした。

「ホントは身体拘束なんてしたくない」と葛藤する看護師の様子が印象的です。身体拘束をしないに越したことはありませんが、勝手に行動する患者を、看護師がすべてサポートすることは難しいでしょう。だからこそ、必要最低限の身体拘束で済むように、患者本人や家族とよく話すことが大切なのかもしれません。

ぱれちにさんは、「漫画のように拘束患者のナースコールが被ると、大変。どっちを取るか、目の前の人はどうする?臥床して安全管理して待っていてもらうか、誰かに託すか、はたまた一緒に行くか…悩みます」とコメント。大前提として、看護師の方々は、人手不足で多忙を極めています。そんな中で、身体拘束をすべきかどうか、なかなか難しい問題ですね…。

ブログ:ぱれちに(ぱれちにっき

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