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孫が見つけた『祖父の遺品』 タイトルを見て、思わず笑ってしまったワケ

  • 2024.9.13

亡くなった親族の遺品の中に、子孫への想いや愛情を感じるものを見つけたという経験をした方も少なくないのではないでしょうか?「亡くなったおばあちゃんの引き出しから孫の書いたたくさんの手紙が出てきた」「死んだお父さんの机に、小学生の頃自分があげた工作がまだ飾ってあった」など、さまざまな思い出をお持ちの方も多いことでしょう。

今回は、どっち(@myaahcw27)さんが、2023年10月にX(旧Twitter)へ投稿して話題になった「祖父の住んでいた離れから出てきた驚きの遺品」について紹介します。

どっちさんは、お祖父さんのお部屋からいったいどんなものを発見したのでしょうか?

その投稿が、こちら!

離れから出てきた遺品は、1本のビデオテープ。タイトルは「〇〇ちゃんおおあばれ・96」

「〇〇ちゃん」とは、どっちさんのこと。つまり、「幼き日の私(=どっちさん)が大暴れしている様子を納めたビデオテープ」なのだそう。

あまりにも率直なタイトルに笑いを誘われますが、「おおあばれ」と筆ペンを用いて達筆で書かれた文字からはお祖父様の深い愛情を感じます

ところで、「大暴れ」とはいったい何をしていたのでしょうか?投稿者であるどっちさんに、詳しくお話を伺いしました。

博識で知的好奇心旺盛だった尊敬すべきお祖父様

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出典:どっち(@myaahcw27)さん

---思わずクスッとしてしまいました!こちらのテープを見て、どんなふうに思われましたか?

「祖父の遺品整理をしようと思っていたのですが、思わず二度見をしてしまうようなタイトルのVHSを見つけてしまい面白いやらほろりとするやら…。96はおそらく1996年のことだと思うので、2歳の頃に撮影されたものと思います」

---ビデオテープの中身は見ることができたのでしょうか?ご覧になられているようでしたらどんな内容だったのか教えていただけると幸いです。

「未だに見られていないのですが、中身については母に思い当たる節があったようで、タオルのハチマキを巻いた(祖母に巻かれた)私が箸を両手に1本ずつ持って、ドラマーよろしく鍋やらお茶碗やらを叩きまくっている様子では?と言っていました。ちなみに私のそのときの記憶は全くないです」

---可愛らしい!それはまさしく「おおあばれ」ですね。差し支えなければ、お祖父さんがどんな方だったのか教えてください。

厳格な人でしたが、博識で常に知的好奇心が旺盛で公平な、尊敬できる人でした。常に仏頂面でしたが思い返すと色々なものを作ってもらっていたなあと思います。私が漫画の影響で弓と矢がほしいというと竹で作ってくれたり、空気抵抗を勘案して矢をカスタムしてくれたり…

---厳しくもユーモアあふれる素敵なお祖父さんだったのですね。クスリと笑えて心が温かくなる素敵なお話をありがとうございました!

「すごく、愛を感じる」お祖父様の愛情に感動するユーザーたち

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

とっても可愛いです
愛だよねー
すごく、愛を感じる
孫ちゃんがかわいくて仕方なかったんだろうな。
「大暴れ」じゃなくて「おおあばれ」なのが可愛い
おじいさまの愛がつまっております!
大暴れ‥見たい‥。でも、おじいさまは可愛らしくてしょうがなかったのでしょうね。

タイトルのつけ方や内容にお祖父様の深い愛情を感じたユーザーから、「愛だよね」などのコメントが多数寄せられていました。

VHSの中身が確認できないという投稿者さんのためにビデオテープをデータ変換するサービスを紹介してくれる方も見られましたよ。どんな映像だったか、気になりますね!



取材協力:どっち(@myaahcw27)さん