バスから見た『ファミマ』　画家の投稿に「すごすぎる」「エモい」

日常の美しい風景を切り取って誰かに伝えたい…そう思ったことのある方も少なくないのではないでしょうか？中には「写真を撮ってSNSにアップしているよ」「歌にして曲を作ってる」など、さまざまな表現手段で自分の感じたことを残している方もいるでしょう。

宮本（@miya_pastel1）さんが、「日常の中に一瞬現れた夢のような別世界」を絵に描いてX（旧Twitter）に投稿すると、7.4万いいねが集まり（2024/09/5時点）、「すごすぎる」「エモい」「美しい」と話題になっています。

宮本さんが描いた絵とは、いったいどんなものなのでしょうか？

話題の投稿が、こちら！

土砂降りの中、バスから見たファミマのパステル。コンビニ界で一番好きな色彩。 pic.twitter.com/eCtrqVfzC2
— 宮本 (@miya_pastel1) August 31, 2024

宮本さんが描いたのは「土砂降りの中、バスから見たファミマのパステル」。

多くの方が目にしたことのある光景を幻想的で美しい絵として仕上げています。

宮本さんがこの絵に用いているのは「パステル画」という手法。乾かした粉末の顔料をクレヨンのように固めた「パステル」という画材で描くアートで、色の鮮やかさや柔らかで優しい雰囲気を表現しやすいという特徴があります。

宮本さんは、この雨の日のファミリーマートが「コンビニ界で一番好きな色彩」なのだそう。

どんなふうに描かれたのでしょうか？宮本さんに、詳しくお話を伺いしました。

日常の風景が雨と窓越しに別の世界に見えて感動！

---写真かと思い、驚きました！宮本様が「雨上がりのファミマ」を描かれたきっかけがあれば教えてください。

「普段から日常風景をパステルにしているので、常に描けそうなものを探してます。吉祥寺駅からバスに乗っていた時、日常的に見ていた風景が雨と窓を返して全く別の世界に見えて、感動したのがキッカケです。あとは、ファミマの色彩も青、白、緑が個人的に好みというのもあります」

---着眼点が素敵です。この作品はどのくらいの時間をかけて作られたのでしょうか。また制作する上でこだわったポイントなども教えていただけると幸いです。

「115mm×140mmほどの小さな作品なので、30〜45分ほどです。写実的になりすぎないように、パステルの質感を残しながら描きました」

---パステル画ならではの魅力が作品に宿るよう工夫なさっているのですね！貴重なお話をありがとうございました。

こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。

リアル写真かと思った
すごすぎる…

ファミマも雨もスキだけど
この観点は無かったなぁ､､､！！
エモい

こういう感性を持つ方がすごく好きです
日常の中でも目に見えるものに感情持てるかどうかって結構人によって差があるから、何も感じない人は本当に感じない
好きな背景とか情景とか私もある
私が今見ている目の前のこれを宝箱に入れておければいいのにって

夢の中にカメラを持っていけたなら、きっとこういう世界がある。美しい。

いいなぁ。描きたいものが描けるって、楽しそう。自分の心にあるものを表現して形にできることの尊さに感動する。綺麗。

これ結構気持ちわかる
雨の中運転してる時になんかいいなって思うコンビニの色第1位

パステル画そのものも美しさや、「雨の中のファミリーマート」に注目する感性の鋭さに感動したユーザーからたくさんのコメントが寄せられていました。

宮本さんと同じように「雨の中のファミリーマートの色合いや雰囲気が好き」という方からの共感コメントも多数見られました。

これからも宮本さんの感性溢れるパステル画作品が楽しみですね！

取材協力：宮本（@miya_pastel1）さん