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「情緒がぐちゃぐちゃ」「衝撃的すぎる」あまりに壮絶で“悲惨”な親子の再開に絶句の声相次ぐ…

  • 2025.2.14
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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

魚豊による漫画を原作とした現在放送中のTVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』。第20話では、ヨレンタの命をかけた決断に「昼休みなんかに見ていい話じゃなかった」「毎週泣かされてる」とSNSが騒然とした。また、Xにて俳優・松山ケンイチが「シュミる」という『チ。』のキャラクターのある行動にまつわる言葉をポストし、反響を呼んでいる。

ヨレンタの“自爆”……すれ違う父と娘

第3章の主人公・ドゥラカから本の内容を聞き終わった異端解放戦線の組織長・ヨレンタ。本を出版する準備が着々と整うが、ドゥラカたちが隠れている納屋に騎士団が襲撃する。異端審問官たちが乗った馬車の中には、ヨレンタの父・ノヴァクの姿もあった。ヨレンタの形見である手袋を握りしめ、「必ず、敵を討ってくるからな」とつぶやくノヴァク。

ドゥラカや異端解放戦線のメンバーであるシュミットたちを逃がしたヨレンタは、たった一人で異端審問官たちの前に立ちふさがる。ヨレンタは松明を持ち、周りにはなにかがずっしりと詰まった袋が置かれていた。

異端審問官たちが弓を構え、ノヴァクが馬車から降りてきたその瞬間。ヨレンタは松明を手から離し、納屋もろとも爆発した。ヨレンタは、自らが死んで敵の警戒を解くために、自爆したのだ。

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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

呆然とする異端審問官たちとノヴァク。すると、ノヴァクの足元に“腕”が飛んできた。それは、自爆したヨレンタの腕だった。「今、一瞬……」とだけつぶやくノヴァクからは、組織長がヨレンタだと気づいていたかはっきりとわからない。ただ、ヨレンタの敵討ちをするつもりが彼女を追い詰めてしまったノヴァクと、自爆したヨレンタのすれ違いの構図は、あまりにやるせない。

自爆したヨレンタについてSNSでは「あまりに静謐で苛烈な……」「生きててほしかった」「ヨレンタさん爆発で号泣回」「衝撃的すぎる結末だった」とショックを受ける声が続出した。

松山ケンイチの「シュミる」ポストに反響が続々!

作中で、シュミットが両手を大きく広げ、全身で朝日を浴びるシーンが描かれた。その後、俳優・松山ケンイチが「#チ球の運動について」というハッシュタグをつけて朝日の画像をポスト。松山もまた、『チ。』を視聴しているファンであることがうかがえる。

さらに、松山は「今日は朝日が凄くてしっかりシュミりました」「6時半起きですタイミング逃してシュミれませんでした」といったポストを続々と投稿。「シュミる=壮大な日の出を全身で浴びること」とポスト内で解説し、「#シュミる」というハッシュタグまで使っている。「シュミる」という言葉を気に入っている松山がお茶目でかわいらしい。

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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

すると、『チ。』の公式アカウントが、松山の投稿をリポストし反応。ファンの間でも「シュミ失敗」「富士山と太陽でシュミって来ます」「皆さんの影響受けて、私もシュミてみたくてたまりません!!!」「車の中でシュミりました」「シュミれないのは辛いですね」との声が寄せられた。松山は、シュミる報告をするポストに返信もしている。『チ。』から生まれた造語が、ファンとのコミュニケーションの懸け橋になっているようだ。

ヨレンタの自爆という衝撃的な展開を見せた第20話。SNSでは「うわぁ、なんだこれ」「凄い物語」「月曜の朝から情緒がぐちゃぐちゃよ」との声があがった。つらい展開が多い『チ。』だが、この先が気になる吸引力はさらに増すばかりだ。

チ。 ―地球の運動について―
ABEMAでは『チ。 ―地球の運動について―』毎週土曜日夜24時10分より無料独占・見放題最速配信
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。
[番組URL]https://abema.tv/video/title/568-32
【(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会】


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari