1. トップ
  2. 病院で見かけた『貼り紙』 夫に伝えたい内容に「こういうの欲しかった」

病院で見かけた『貼り紙』 夫に伝えたい内容に「こういうの欲しかった」

  • 2024.9.13

立ちくらみや吐き気、腰痛や貧血など、妊娠中の母体には大きな変化や症状が起こります。パートナーさんは痛みをかわってあげることはできませんが、それらの変化や症状を少しでも和らげるために、できることもあります。

もちこ(@mochi1121mochi)さんが、「世のパパたち受講必須の講座」についてX(旧Twitter)に投稿し、「素晴らしい」「こういう活動が広がってほしい」と注目されています。

いったいどんな講座なのでしょうか?

その投稿が、こちら!

3人目妊娠中のもちこさんが病院で見つけたのは、「妊パパ講座」の張り紙!

その講座の対象は旦那さんやパートナーさんで、妊婦さんの腰などのマッサージ方法や陣痛室での腰のさすり方についてレクチャーを受けられます。

確かに、妊娠中は大きくなったお腹とのバランスを取ろうと反り腰になるなどして腰痛になることがあります。お腹に赤ちゃんがいるとストレッチもしにくいし、そんなときパートナーさんにマッサージしてもらうといくらか楽になりますね。

また、陣痛の感じ方は人それぞれですが、赤ちゃんが子宮口から出るため骨盤が緩み、激しい腰の痛みを感じる場合も多いです。そんなとき腰付近をぐっと押してもらうなどすれば、痛みが少し和らぎます。

出産するのは女性ですが、このように、男性たちにもできることがあります。もちこさんに詳しくお話を伺いました。

「実は男も出番だらけなんだ、お産はW主演」

undefined
出典:もちこ(@mochi1121mochi)さん

---素敵な取り組みですね。こちらの講座について、旦那さんとはどんなやり取りをされたのですか?

「『参加して何するの?』と純粋に聞いてきたので、『3人目にしてもなんにもわかっとらんな』と思いました(笑)。『マッサージのコツとかだよ』と返しましたが、心の中では『そーいうところを矯正するんだよ』と思いました。『ふーん、わかった。じゃぁそのパパ活講座の日空けとくね!』と、なにやら怪しげな講座に行くつもりらしいです(笑)。行く気になってるので良しですが…」

---講座で理解してくださるといいですね!投稿時はキャンセル待ちの状態でしたが、参加できましたか?

「その後別日に無事予約を取れました!

---よかったですね。妊娠中の妻を持つ旦那さんに、講座で「こういうことを伝えてほしい」ということがあれば教えてください。

「マッサージのコツはもちろんですが、立会い時だけではなく日頃から妊娠中の奥さんに対してできることがある、寄り添えることがある、と気付けるといいなと思います

---二人の子どもですもんね。

「『出産は女の仕事』『男は何も出番がない』という考えが昔から今も根強くあると感じます。育休を取りやすい社会となりつつありますが、『産まれたら育休取れば大丈夫』ではなく、実は男も出番だらけなんだ、お産はW主演なんだ、ということを伝えてもらえたらと思います

---「W主演」まさにそうですね!自分のパートナーが命懸けで自分の子どもを産むのですから、出番だらけで当然ですよね。

右往左往してたの思い出しました

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

これめっちゃいい!マッサージの仕方分からなくて、右往左往してたの思い出しました
どこを押せば良いのか、どれくらいの力で押せば良いのか こういう活動が広がってくれたら良いですね
素晴らしい取り組み!!
いいなこれ

子育ては赤ちゃんが生まれてから始まるのではなく、妊娠中からすでに始まっています。

男性が妊娠出産を代わることはできませんが、その分サポートやケアに力を入れられると良いですね。



取材協力:もちこ(@mochi1121mochi)さん