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大河ドラマ、思わぬシーンに考察広がる「伏線か?」「感動する予感しかない」SNS大盛り上がり

  • 2025.1.30

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』(毎週日曜よる8時)の第4回「『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)」が1月26日に放送されました。
『一目千本』を成功させた蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、吉原に客を呼び込む次の一手として女郎の錦絵を作ることに。資金を集め、錦絵を作りに励む中、唐丸(渡邉斗翔)が思わぬ才能を発揮します。

唐丸の才能が開花

『一目千本』によって吉原に賑わいを取り戻した蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)。女郎屋の主人らから、吉原に客を呼び込む次の一手として女郎の錦絵を作ることを提案されます。驚く蔦重をよそに「女郎の錦絵でも出したどうかにゃって」「それをお前がやんねえかなにゃって」と、女郎屋たちが各々猫を抱えながら蔦重をそそのかすシーンは、SNSで「我々はいったい何を見せられているんだ」「猫自慢会!?」「まさかの猫回」と話題に。

女郎の錦絵を作る仕事を引き受けた蔦重は、錦絵の女郎に呉服屋が売り込みたい着物を着せることで、呉服屋から資金を集めるという策を考案。西村屋(西村まさ彦)からの協力を得て、錦絵作りに励みます。

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』1月26日放送(C)NHK

そんな中、礒田湖龍斎(鉄拳)に描いてもらった女郎の下絵に水がこぼれ、滲んでしまうトラブルが発生。落ち込む蔦重に、唐丸が「試しにおいらに直させてもらってもいい?」と尋ね、滲んだ絵を手本に新たな下絵を描きます。その仕上がりは、まさに元の絵と瓜二つ。蔦重は「お前はとんでもねえ絵師になる!」と絶賛しました。
突如開花した唐丸の才能に、SNSでは「これは後に写楽か歌麿になる伏線か?」「唐丸、歌麿にも写楽にも北斎にもなれる可能性があるってコト!?」「誰になるんだろう」「感動する予感しかない」と声が上がり、唐丸の正体について考察が広がりました。

理不尽な仕打ちに同情の声

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』1月26日放送(C)NHK

自身の板元印も作り、女郎の錦絵『雛形若菜』を完成させた蔦重は西村屋と共に、呉服屋に作品をお披露目することに。美しい錦絵に呉服屋の主人らが感動する中、突然西村屋が「今後はこの『雛形若菜』、手前の一人の板元とさせていただけませんでしょうか」と切り出します。戸惑う蔦重に、地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)が「市中では地本問屋の仲間のうちで認められた者しか『板元』はやってはならぬ『定』になっておってな」と説明。鶴屋喜右衛門(風間俊介)も、仲間に入っていない蔦重が板元の絵は売ることができないと述べます。事情を聞いた女郎屋と呉服屋の主人らは、錦絵を売り広めるために蔦重に手を引くように声をかけますが、蔦重は「ふざけんじゃねえ!」と激怒。しかし駿河屋市右衛門(高橋克実)の「吉原のためだ」の一言を受け、蔦重は怒りを飲み込んで退室しました…。

SNSでは「理不尽すぎる」「西村屋さんもグルだったとは」「ここで誰も蔦重側につかないという展開もスゴイ」と驚きと同情の声が続出。「想像以上にガチのお仕事ドラマだわ」「ビジネス大河で本当におもしろい」と江戸時代のシビアなビジネスに興味をもつ視聴者も多いようでした。

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
NHKプラスで見逃し配信中


ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。