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手軽に植物の栽培が始められる!「染付小紋 草花 BONSAI」が新登場

  • 2024.8.28

聖新陶芸は、藍色の染付けと縁起物が詰まった美濃焼の栽培キット「染付小紋 草花 BONSAI(そめつけこもん そうか ぼんさい)」を、全国の販売店・専門店および聖新陶芸公式オンラインショップ「SEISHIN PLUS+」にて、8月26日(月)より発売中だ。

呉須という顔料で絵柄を施す

同社の本社がある東海エリアは、「焼き物産地」として全国的に有名なエリア。地元・瀬戸はもちろん、近くの焼き物産地を盛り上げたいという思いがあり「染付小紋 草花 BONSAI」は、「美濃焼」を採用したという。

「手描きの染付けでは単価が高騰してしまう。でも、手描きのぬくもりを表現したい」その一心でスクリーン転写という技法が得意なパートナー企業の窯元と、同社のデザイナーが、いちから筆を使ってデザインを起こした。

また、同商品は「染付け」という技法を使って商品が作られている。染付けは、白色の素地の上から藍色に発色する呉須(ごす)という顔料で絵柄を施す技法。藍色の顔料で細かな線の筆跡も緻密に表現されている。

縁起のいい和柄を背景に配置

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「うさぎ/ワイルドストロベリー(野苺)」のセット内容[/caption]

「染付小紋 草花 BONSAI」では、「うさぎ柄×ワイルドストロベリー」「しか柄×クリセンセマム」「ねこ柄×ミント」の3種を展開しており、日本の伝統文化にフォーカスしたラインナップを強化している。価格は、各935円(税込)。

縁起のいい和柄を背景に配置し、八角形の枠の中に古くより縁起がいいと愛される動物たちと、そのセットで育つ植物も陶器に反映させている。ちょっぴりコミカルに表現されており、親しみやすさと愛嬌のあるオリジナル絵柄のデザインだ。

八角形は「繁栄」「邪気払い」を意味する。「うさぎ×七宝(しっぽう)」の「うさぎ」は、たくさん子どもを産むことで「繁栄」と、高く跳ね、前進する様子から「躍進」「災難回避」。

七宝柄は、「繁栄」「円満」「商売繁盛」という意味を持つ。

「ねこ×市松(いちまつ)」の「ねこ」は、手招きして幸運を呼ぶ「福を招く」「商売繁盛」と、「魔除け」の象徴。

また、市松柄は「繁栄」「発展」を表す。

「しか×縞(しま)+七宝」の「しか」は、立派なツノには不思議な力が宿ると信じられる「力の象徴」「財運アップ」「水難避け」を表す。縞柄は「粋」、七宝柄は「繁栄」「円満」「商売繁盛」の意味を持つ。

絵柄の親しみやすさだけでなく、育てやすい草花がセレクトされている点にも注目したい。

染付けを活用した商品をチェック

他にも、染付けが活用された商品を紹介!

「染付小紋 薬味小鉢」各935円(税込)は、「しそ」「とうがらし」「みつ葉」の3種をラインナップ。

料理に少し添えるだけで、香りや見た目をグッと引き締めてくれる薬味を室内で育てられる。

「染付小紋 盆栽栽培セット」1,320円(税込)は、細かな藍色の小紋がデザインされた染付けの器で、「黒松」「もみじ」「赤松」を栽培可能だ。

なお、「SEISHIN PLUS+」では黒松のみの取り扱いとなる。

「心も育む」モノづくりを続ける

栽培キットメーカーの聖新陶芸は、1960年に創業し、聖母マリア像の製造をスタート。1999年には、陶器を使用したたまご型の栽培キットが誕生した。

現在では多くの栽培キットを国内外に販売しており、「植物を育てる」とともに「心も育む」モノづくりを続けている。

育てやすい3種類の草花をセレクト!この機会に「染付小紋 草花 BONSAI」や、その他の商品もチェックしてみては。

聖新陶芸:https://seishin-tougei.com SEISHIN PLUS+:https://seishin-plus.ocnk.net

(江崎貴子)

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