84万人が選んだ「住みここちのいい全国の自治体」ランキング！ 「東京都中央区」を抑えた1位は？

大東建託は8月21日、過去最大級の居住満足度調査の結果から「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024＜全国版＞」を発表しました。

今回は、全国47都道府県居住の20歳以上の男女84万2238人が選んだ、全国版「街の住みここち（自治体）」ランキングを発表します。回答者が50人以上の自治体を対象としています。

2位：東京都中央区

2位は、東京都の中央区。「銀座」や「日本橋」など、全国的にも有名な商業の中心地のほか、「月島」「人形町」など下町風情のある街もあり観光名所としても人気のエリアです。臨海部の「勝どき」「晴海」周辺は、再開発などにより高層マンションが立ち並んでいます。

実際の居住者からは、「駅近でとても便利。有楽町線と大江戸線が通っており、都営バスに乗れば東京駅も1本で15分かからず行ける。銀座や豊洲も徒歩で行ける。門前仲町まで行けばチェーン店も多く選択肢が広がる」「都心なのでどこに行くにもアクセスが良く、公共交通機関も多くあるし、無料の循環バスもあるので便利。下町の文化や人のつながりを残しながら新しい文化を取り入れているので、近所づきあいも丁度いい感じにあって何かあったときに助けてくれる」などのコメントが寄せられました。

1位：北海道上川郡東川町

1位は、北海道の上川郡東川町（かみかわぐんひがしかわちょう）。前年のランキング10位から順位を大幅に上げて1位に輝きました。北海道のほぼ中央部に位置し、全戸が大雪山の雪解け水からなる豊かな地下水で生活する全国でも珍しい上水道がない自治体です。旭川空港から約10分という立地と豊かな自然という環境面のほか、子育てや起業化支援に力を入れた独自の行政も支持を得ています。

実際の居住者からは、「移住者が多く、自由で柔軟な点。小さい町にしては、かなり発展的で、こだわりのある個人の経営店が多く、また留学生も多いので、賑わいがある。空港が近く、近隣の観光地へのアクセスも良い。自然が多く、のびのび暮らせる」「おしゃれで美味しい飲食店が多い。子育ての環境が多い。様々なイベント、講演会、展示会などがある。町のお祭りの打ち上げ花火がすごい。自主的なサークル活動が色々ある」などのコメントが寄せられました。

※回答者のコメントは原文ママです（一部抜粋）

この記事の筆者：福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。

文：福島 ゆき