ヘンリー王子、秋にニューヨークへ　ウィリアム皇太子と同時期に訪問する可能性が浮上

今月中旬にコロンビアを訪問したヘンリー王子。王室を離脱したのにロイヤルのように外遊していると批判を浴びているが、今度はニューヨークを訪れることを発表した。王子のスポークスパーソンが正式に発表した。

スポークスパーソンによると王子は国連総会ハイレベルウィークと気候ウィークの期間中に行く予定。ハイレベルウィークは9月23日から27日、気候ウィークは9月22日から29日にかけて開催される。スポークスパーソン曰く「パトロン活動と慈善活動のイニシアチブを推進」するのが今回の訪問の目的。「アフリカンパークス、HALOトラスト、ダイアナアワード、トラヴァリストの活動に参加する」とコメント、アフリカの野生動物保護や環境に配慮した観光業の推進活動を後押しするためだと表明している。さらに「妻と共同で設立したアーチウェル財団の活動も推進する予定」とも。メーガン妃も一緒にニューヨークを訪れるのかどうかはまだわかっていない。

ロイヤルファンやイギリスマスコミの注目を集めているのは王子の活動よりも、その日程。ウィリアム皇太子は2020年から地球温暖化対策に取り組むプロジェクトを支援するアワード、アースショットプライズを主催している。そのサミットが気候ウィークに合わせて9月24日、ニューヨークで開催される。つまりヘンリー王子が訪問を予定している期間中になる。

皇太子がサミットに出席するかどうかはまだ正式に発表されていないが、アースショットプライズは皇太子が最も力を入れているプロジェクト。エリザベス女王が亡くなった年以外は表彰式にもサミットにも欠かさず参加していることから、今年も出席するだろうと見るマスコミも多い。一方で今年はキャサリン皇太子妃が療養中なので、休むのでは？ という見方も。皇太子が訪れることになれば王子と滞在日が重なる可能性が大。皇太子の予定に注目が集まっている。