「みんなが気を使ってる」先輩への本心やっと言えた｜後輩いびりする先輩に言い返した話

この作品は著者・人間まおさんが見聞きした身近な人のパワハラ体験談をきっかけに描いた作品です。職場ではさまざまな人がいますね。人間関係は良好が何よりですが、自分の立場を守ることに必死になるあまり、知らないうちに誰かを傷つけていることも…。この物語では、職場での人付き合いに悩む高橋さんの心の葛藤が描かれます。先輩との直接対決で、ずっと言えなかったことをついに高橋さんは話します。周囲の人が先輩のことでどれだけ負担を感じているのか、ずっと感じてきたもやもやをようやく自分の言葉で伝えることができました。お互いヒートアップしていくようですが、しっかりと伝えたいことは伝わるのでしょうか。人間まおさんによる作品『後輩いびりする先輩に言い返した話』第52話をごらんください。

高橋さんは、ずっと自分の中で言わずにとどめていたことをついに爆発させます。本心を相手にぶつけることはとても勇気が必要ですよね。ましてや、相手はずっと同調してきた先輩です。よく頑張りました。

この職場の雰囲気をよくするには、先輩も意識を変えることが大切です。周りが必要以上に気を遣い、顔色を伺うことは決していい職場環境とは言えないですよね。

時として必要になる、同調圧力に屈しない強さ

職場での人間関係はとても難しいですね。スムーズに仕事をするために、相手の考えに合わせて同調するようなシーンは少なくないかもしれません。しかし、特定の人に同調する意識が強すぎると、結果的に誰かを傷つけてしまうことがあります。場合によっては、パワハラの一端を担ってしまうことも…。

発言力のある人に意見するのは勇気がいることですが、仕事仲間として対等であり、自分の言動には自分で責任を持ちたいものですね。

この物語では、違和感を持ちつつも同調圧力から抜け出せない高橋さんと、同調圧力に屈しない同僚・山田さんのやり取りが描かれます。組織の中で自分がどうあるべきか、人間関係はどう築くべきかを改めて考えさせられる作品です。

著者：ゆずプー