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【Travis Japan 七五三掛龍也×吉澤閑也】W主演のミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』への想いを語る

  • 2024.8.28

上演を重ね、観客を魅了してきた伝説の舞台『ダブリンの鐘つきカビ人間』がミュージカル化され、W主演を飾るTravis Japanの七五三掛龍也さんと吉澤閑也さん。二人の今作に懸ける思いや親友同士とお互い認める仲良しぶりが伝わるクロストークをお届けします。

profile
七五三掛龍也
しめかけ・りゅうや 1995年6月23日生まれ、茨城県出身。Travis Japanメンバー。ドラマのほか、ミュージカル『ハル』や舞台『いまを生きる』など舞台作品に出演。

吉澤閑也
よしざわ・しずや 1995年8月10日生まれ、神奈川県出身。Travis Japanとして2022年世界配信デビュー。バラエティへの出演やバスケットボール番組のナビゲーターも務める。

お芝居の場にメンバーがいるとホッとするし心強い

7月3日から公演がスタートしているミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』でW主演を務めているTravis Japanの七五三掛龍也さんと吉澤閑也さん。共演が決まった際の印象は?

七五三掛 「しずとお芝居で共演するのは初めてなので、すごくワクワクしました。出演を知ったのは、Travis Japanのツアー中で、横浜アリーナの日だったんですけど、公演後しずと一緒に喜びました」
吉澤 「そうだね。うれしかったよね。なかなかないことなので、貴重な経験ができると思いました」 舞台は、原因不明の奇病が蔓延している、中世のアイルランドを思わせる不思議な町。七五三掛さんは、もともとは超イケメンで最悪な性格だったが、真逆の醜い外見とピュアな心の持ち主になったカビ人間を。吉澤さんは、この物語の世界に迷い込む青年、聡を演じる。

七五三掛 「カビ人間は感情が豊かなキャラクター。一つ一つ相手の言葉や行動を真摯に受け止められるようなカビ人間でありたいなと意識しながら演じています。難しい役ですが、9年前にカビ人間を演じた佐藤隆太さんとお会いした時、本当にやりがいのある役だからたくさん考えてしめなりに頑張ってみてっていう言葉をいただいたので、やりがいを感じながら演じたいです」
吉澤 「僕は初めてのミュージカル。緊張するし、難しいことばかりです。個人的に一番難しいのは、キャラクターで歌わなきゃいけないこと。聡で歌うってどういうことだ? ってすごく悩んだんですけど、聡は現実世界に一番近い人なので、とにかく素直にリアクションをしながら演じたいと思っています」 ダークな世界観を打ち出した衣装やメイク、舞台装置なども見どころだ。

七五三掛 「世界観が素敵なんです。演出のウォーリー木下さんにこの町のモデルにした場所を教えてもらったので、そこの景色をスクショして待ち受けにしています。日々スマホを見ると必ず思い出すという感じで」
吉澤 「(七五三掛さんのスマホを手に取ってみて)ほんとだ。さすがだね」
七五三掛 「聡としずは、共通する部分があるから、自分自身から引き出したりもできるよね」
吉澤 「確かに。日々自分ってどんな感じだっけ? って探したり、考えたりすることが役作りになるのかも」

グループでの自分たちとは違う、新しい“しめしず”が生まれる

お互い役作りに関する話も自然体でする二人。同じ作品で共演し、稽古場に同じグループのメンバーがいるというのは、どんな感覚なのだろう。

七五三掛 「安心するし、心強いです。今回共演のみなさんは初めましての方ばかりなので、その中でやっぱりずっと身近で一緒に戦ってきたメンバーがいるのは、ホッとしますね」
吉澤 「しめが出演してるシーンを見ながら、すごいなって思うこともあって。尊敬しつつ、家族が側にいるみたいな感覚です。特別意識するわけでもなく、いることが自分たちの日常で当たり前なんですよね」 斬新なファンタジー&ミュージカルになりそうだと声をそろえる二人。

七五三掛 「僕たちのファンでも楽しめる舞台だと思います。今までのTravis Japanの中での“しめしず”とはまた違った“しめしず”が見られると思います」
吉澤 「がっつり舞台の世界に染まって、新しい“しめしず”がこの夏生まれるね」

information
PARCO&CUBE produce 2024 ミュージカル
『ダブリンの鐘つきカビ人間』

ファンタジックな世界観で描く悲しくも美しい恋の物語。後藤ひろひと作。脚色・演出は、ウォーリー木下。7月3日~東京国際フォーラム ホールC(東京)、7月20日~COOLJAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪)にて公演予定。

Photograph=Ryoko Amano Styling=Hinata〈YKP〉 Hair&Make-up=Tomoka Kobayashi, Junko Usami〈JOUER〉 Text=Miku Sugishima

※InRed2024年8月・9月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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