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【朝が弱い人におすすめ!】1日の活力がみるみる湧く「究極の朝の過ごし方」起床後にすべき"6つのこと"とは?

  • 2024.8.27

朝活には数えきれないほどのメリットがある。

Oscar Wong

ミラクルモーニングメソッドとは?

「ミラクルモーニングメソッド」は、2017年に初版発行された「朝時間が自分に革命をおこす 人生を変えるモーニングメソッド」の著書のハル・エルロッド氏によって考案された、モーニングルーティン。つまりは、朝活だ。

考案者のハル・エルロッド氏は、20歳のとき自動車事故で心肺停止からの奇跡の生還を遂げ、後にウルトラマラソン(80キロ超のマラソン)を走れるまで回復する。しかし、その後、白血病に罹ってしまうという災難に襲われる。辛い闘病生活を経て「どうすれば幸せな人生を送れるようになるのか」と、古今東西の自己啓発本を読み漁った結果として生まれたのが「ミラクルモーニングメソッド」というわけ。エルロッド氏の話すところによると、ミラクルモーニングメソッドは「毎日目覚め、望んでいた人生を創造する最速の方法」なんだとか。

気になるミラクルモーニングメソッドのコンセプトは、超シンプル。毎朝目覚めてから最初の数十分から1時間程度を、自分のための時間として充てて、6つの習慣を実践していくというもの。それによって、1日を過ごすための活力チャージができたり、ストレスレベルを下げたり、心身が健康になる、生産性と集中力を高める、感謝の気持ちが増して心配事が減る、人生の目的を明確にすることができるように、といった効果が期待できるという。

Daniel de la Hoz

6つのステップ

1.沈黙

毎朝、アラームが鳴って最初にすることはどんなこと? 二度寝? 伸び? それとも、スマホのチェック……?

ミラクルモーニングメソッドの最初のステップは、沈黙の時間を持つこと。もう少し分かりやすい言い方をすると、瞑想が的確だろう。

瞑想アプリを使ってもいいし、ただただ無音の中で静寂に心身を委ねてもOK。どんなやり方を選ぶにせよ、沈黙の時間を確保することで、自分の感情と向き合うことができるように。黙って座ることには見た目以上の意味があるのだ。

2.アファメーション

ステップ2では、目標に集中するために、ポジティブなアファメーションを口に出して自分に言い聞かせる。このステップの主な目的は、自分に自信をつけること。アファメーションは潜在意識のスイッチを入れ替え、制限された自己信念を解放するのに役立つ。応援団長になったつもりで、自分をチアアップしよう。

ここでポイントになるのが、自分に合ったアファメーションを選ぶこと。「私は美しい」とか「私は充分だ」というのは、やや抽象的なので、もう少し具体的にしてみよう。そのために、自分の目標、信念、願望について、しっかり考えてみて。

3. ビジュアライゼーション

ビジュアライゼーションでは、自分の理想の人生を想像することで、想像力と創造力を思う存分発揮することができる。達成したい結果をイメージして、その結果があなたに与えるポジティブな感情を感じてみよう。

また、ビジュアライゼーションもアフォメーションと同じように具体的であればあるほど◎。例えば、仕事のプレゼンを控えているのなら、お気に入りのパワースーツを着て、ヘアメイクもばっちりにして、自信を持って会議に臨み、自分の言いたいことをすらすらと伝えている自分を思い浮かべてみよう。ワークアウトをコンスタントに行おうとしているのなら、月曜日から金曜日まで、お気に入りのヨガウェアを着てジムにいる自分を思い描くのもGood。もしインスピレーションをが必要なら、ビジョンボードやPinterestを使って、自分が実現しようとしていることをより明確にイメージしてみて。

4. エクササイズ

決して新しい発見でも、最新トレンドでもないけれど、結局、体を動かすことは心身の健康を保つ要の一つ。ミラクルモーニングメソッドにおいてもそれは決して例外ではない。眠たい空気を纏う体を目覚めさせ、エネルギーを高めるために、エクササイズをしよう。

ただし、朝5時に起きて10キロランしたり、出勤前に本格的なHIITワークアウトをしたりする必要はない。エルロッド氏は、10分間のストレッチ、犬の散歩、簡単なヨガをして、体を動かして脳に血流と酸素を送ることの重要性を強調している。たったそれだけでも、頭のモヤが取れてスッキリするはず。

5.読書

本を読むのは夜の方が一般的かもしれないけれど、朝に読書をするのもいいものだ、とミラクルモーニングメソッドをはじめたら思うかもしれない。

エルロッド氏は、やる気を起こさせるような自己啓発本や哲学書などを少なくとも10ページ読むことを勧めているけれど、気分が高揚し、学習や自己啓発を刺激することができる本であれば、もちろんOK。理想は、本を読むのが楽しみで朝起きる、と思える本をチョイスすること。

6. ライティング

ジャーナリングをしたり、アイデアや考え、目標など、思いついたことを書き留めたりすることで、自分の考えを明確にし、やる気を高めることができる、というのが、このステップの目的。肯定的な考えも否定的な考えも書き出すことで、一歩引いて物事を新たな視点で見ることができることもある。

ポイントは、その日に必要なジャーナルプロンプトやエクササイズを選ぶことだ。ストレスを感じたら、セルフセラピーを試してみて。タイマーを60秒にセットして、心配事ややるべきことをブレインダンプしながら、ストレスを紙に吐き出す。あるいは、インスピレーションを感じたら、マニフェスト・ジャーナリングで最高の自分を引き出し、夢の人生に近づくための戦略を練るのも、あり。

Catherine Falls Commercial

ミラクルモーニングメソッドを成功させるコツ

□自由にカスタマイズ

「朝ベットから出るのも大変なのに、これ以上大変なことを増やしたくない」と思っている人は、安心して。朝の時間があまりないのであれば、6ステップを15分程度で済ませてもOK。あるいは、最も心に響く上位3つのステップを選んで、それらに集中するのでも◎。朝の時間に応じて、ルーティンを微調整して、自分に最も有益なステップに多くの時間を費やしてみて。

また、エルロッド氏は6つのステップを自分のスケジュールに合わせて好きな順番で行うことも提案している。順番を守ることを気にするよりも、自分にとって何が効果的かを考えよう。

□朝起きたらすぐにはじめよう

スヌーズボタンを押したくなる…… SNSをスクロールしたくなる…… 目覚ましが鳴った後もベッドの中で、ボンヤリしていると、逆にグッタリしてやる気も活力もどんどん出てこないことって、ない?

もし、ベットから抜け出せないという人は、サイドテーブルに好きな本や日記を置いたり、アプリを使って呼吸に集中するのも◎。

□前夜に計画を立てる

想像してみて、翌朝目覚めるのが楽しみだったら毎日どれだけ気分がいいことか。

エルロッド氏によると、インスピレーションと活力を感じて目覚めるという意図を設定することで、心がより目覚めた気分になるよう仕向けることができるんだとか。寝る前に、ミラクルモーニングルーティンの計画などを立てておくと、やる気が出て、朝ベッドから出る理由ができる、というわけだ。「明日は、推しの音楽を流しながらエクササイズすることにしよう」、「残り数ヶ月の計画についてジャーナリングをしよう」など、気分が上がることを計画しながらベットに入ると、いい夢も見れるかも?!

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