母の暴走！金髪になった園児をめぐって波紋が広がっていく｜子どもの金髪　何が悪いの？

この物語は、5歳の娘・ゆうこを育てるワーキングマザー、えみこが娘の髪を金髪に染めたことから始まるお話です。親の顔色をうかがい、真面目に生きてきた自身の過去を後悔するえみこ。娘には自由を与えたいと強く願うあまり、ゆうこの髪の毛を金髪にしたのでした。喜ぶゆうこ。しかし、ゆうこの金髪をめぐって、保育園や他の保護者とのトラブルが発生します。親として子どもの自由と社会のルールとの兼ね合いをどう取るべきなのでしょうか？憧れのキャラクター炎太郎に近づくために、娘の髪を金髪に染めたえみこ。しかし保育園の先生の反応はネガティブで…。山野しらす❁放置子漫画(@yama_shira)さんの作品「子どもの金髪 何が悪いの？」第9話をご覧ください。

娘の憧れるヒーローになる夢をかなえようと、えみこは思い切って娘の髪を金髪に染めました。しかし、翌日の保育園で先生は驚き、難色を示したのです。

園のルールには髪の色について明確な記載はなかったかもしれません。それでも、幼い園児の髪をブリーチすることは、健康面の心配や社会の常識から見ても何かしらの問題が生じる可能性がありそうですが、どうなのでしょうか？

娘への深い愛情から始まったえみこの行動。しかし、その思いが強すぎるあまり、保育園で波紋を呼ぶことになってしまいました。

子どもにとって大事なものは？自由とルールのバランスを考えて

この物語の主人公・えみこは、かつて好きなファッションを楽しめないまま社会人になったことを後悔し、わが子には自由にさせると心に決めていました。

ある日、5歳の娘・ゆうちゃんを金髪に染めて保育園に登園させると、先生や保護者からの注目の的に。娘は金髪で注目される一方で、他の保護者たちの中にはブリーチによる体への影響を心配する人や、ゆうちゃんから自分の子への悪影響を懸念する人がいました。その結果、えみこと周囲の保護者との間で衝突が生じ、トラブルに発展してしまいます…。

トラブルを通じて主人公は「娘のために何が最善か」を冷静に考え直し、娘や家族にとって本当に大切なことについて深く考えるようになりました。

「自由」「多様性」という言葉が魅力的に映る時代に、自由とルールのバランスをどう取るべきか？また、子どもや家族、自分にとって大切なことは何かを見つめ直すきっかけになる作品です。

著者：lilyco_cw