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凝縮感のある"基本のチキンカレー"

  • 2024.8.27

鶏肉にしっかり下味をつけると、 凝縮感のあるカレーに仕上がります!食べるたびにどんどんカレーが好きになるレシピを料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

凝縮感のある"基本のチキンカレー"

■“基本のチキンカレー”のつくり方

1滴の水も加えることなく、チキンカレーを仕上げます。チキンの旨味を十分に引き出しながら、スパイスで香りづけ。調味料は塩のみ。これぞ、カレーの極意なり!


◇材料 (4人分)

鶏もも肉:3枚(800g)
★ 鶏肉の下味用:
・ 塩:小さじ1/2
・ カレー粉:大さじ1/2
玉ねぎ:3個
にんにく:2片(みじん切り)
生姜:大さじ1 (すりおろし)
トマト:大3個(完熟)
プレーンヨーグルト:300g
サラダ油:適量
カレー粉:大さじ3~4
★ 好みのスパイス:
・ 赤唐辛子:2~3本
・ カイエンペッパー:小さじ1/2~1
・ クミンシード:小さじ1
・ カルダモンホール:4~5粒
・ シナモンスティック:小1~2本
・ ローリエ:1枚
塩:小さじ1
温かいご飯:適量
あればアーモンドスライス:適宜(ローストしたもの)


(1)野菜をカットする
玉ねぎはみじん切りにする。トマトはへたを取って横半分に切り、種があると、出来上がったときに舌に残ることがあるので、種を取って、1cm角に切る。

野菜をカットする
野菜をカットする

(2)鶏肉に下味をつける
鶏もも肉は1枚を8等分に切り、ボウルに入れる。下味用の塩、カレー粉をまぶして20分ほどおいておく。

鶏肉に下味をつける
鶏肉に下味をつける

(3)スパイスを炒める
鍋にサラダ油大さじ4と好みのスパイスを入れて弱火にかけ、ゆっくり炒める。香りをじわじわと油に移すのがポイント。

スパイスを炒める
スパイスを炒める

(4)玉ねぎを炒める
玉ねぎ、にんにく、生姜を入れ、混ぜながらしんなりするまで炒める。

玉ねぎを炒める
玉ねぎを炒める

(5)蓋をする
水分が出てきたら蓋をして弱めの中火で炒める。蓋をすると、玉ねぎの水分が全体にからむので、ずっと混ぜ続けることなく炒めることができる。

蓋をする
蓋をする

(6)鶏肉を焼きつける
フライパンにサラダ油大さじ1を熱して下味をつけた鶏肉を入れ、強めの中火で両面を焼きつける。

鶏肉を焼きつける
鶏肉を焼きつける

(7)カレー粉を加える
炒めた玉ねぎに焼きつけた鶏肉を入れ、カレー粉を加えて炒める。

カレー粉を加える
カレー粉を加える

(8)ヨーグルトとトマトを加える
ヨーグルト、トマト、塩を加えて混ぜ、蓋をして煮込む。

ヨーグルトとトマトを加える
ヨーグルトとトマトを加える

(9)煮込む
途中、トマトが煮くずれて水分が出てきた状態。底から混ぜながら、弱火で25~30分煮込む。

煮込む
煮込む

(10)仕上げ
器にご飯を盛り、カレーをかける。仕上げにアーモンドスライスを散らす。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。


※この記事は『技あり!dancyu カレー』に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:野口健志

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