「汨む」の読み方、知ってる？「泊まる（とまる）」じゃないよ！【漢字クイズ】

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「汨」です。

【Q】漢検1級配当漢字「汨」。「汨む」の「し」からはじまる訓読みは？

「汨」は宿泊の「泊」と似ていますが、もう一度よく見てみてください。少し違いますね。

※「漢検」は公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です。

出典（読み・配当級）：『漢検要覧1/準1級対応』（公財）日本漢字能力検定協会

「しず（む）」です。

【漢字解説】

「汨む」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。

［字義］

［一］川の名。汨水。

［二］すず-む。（しづむ）（沈）。没する。

出典：新漢語林第二版大修館書店電子辞書版

前に説明したように、「汨」の訓読みは「しず（む）」ですが、音読みは「ベキ」「コツ」です。

「汨羅」は「汨」を音読みして、「ベキラ」と読みます。

汨羅は中国湖南省北東部を流れる川です。

※問題解説：オトナサローネ編集部
（意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています）