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尾形貴弘「いくらなんでもビールはさ…」海、砂浜、最高のグルメに、どうしても耐えられない尾形<パンサー尾形のどんぶり旅>

  • 2024.8.27
「パンサー尾形のどんぶり旅~ニッポンのうまい!にサンキュー~」 ※提供画像
「パンサー尾形のどんぶり旅~ニッポンのうまい!にサンキュー~」 ※提供画像

【写真】パンサー尾形、フレッシュなライフセーバーに負けて全力の「サンキュー!!」披露

パンサー・尾形貴弘がニッポンの名物・どんぶりを紹介する番組「パンサー尾形のどんぶり旅~ニッポンのうまい!にサンキュー~」(毎週土曜朝10:30-11:00[BSJapanext<263ch>]、毎週土曜朝7:00-7:29[BSフジ])の第5回が、8月17日に放送された。パンサー・尾形貴弘がニッポンの名物どんぶりを求め、忖度&お約束一切ナシで気の向くままに全国各地を巡っていく。今回は茨城県は鹿嶋市で39種類のポーズで写真を撮るなど、また違った奮闘が描かれた。

真夏の海で尾形が走る、笑う、食らう

秩父・長瀞の後に尾形がやってきたのは、茨城県鹿嶋市にある「下津海水浴場」。毎年1万人以上が訪れる人気スポットなのだが、その海からどんぶりを両手に持って走ってくる尾形の姿が。「サンキュー!!」と声をあげながらやってきた尾形だったが、スタッフとのテンションの差を感じて「テンションあげろよ海なんだから!!」と強引に盛り上げるのだった。

小津海水浴場を訪れていた人や、ライフセーバーのスタッフたちと明るく会話をしながら打ち解けていく尾形。しかし何を思ったのか、ライフセーバーと勝負をする流れになるとミッション「39mのビーチフラッグ対決に勝利せよ!」が発令される。

39m先に置かれたビーチフラッグ争奪戦で戦うのは、18歳のスタッフ・山田さん。47歳の尾形は「29コ下!?」と山田さんのまぶしい若さに驚いていた。負けた方は全力で「サンキュー!!」を決めるというルールでおこなわれた争奪戦は、さすがに鍛え上げた山田さんの勝利。尾形は海の安全を守るライフセーバーたちの頼もしさを感じながら、超全力の「サンキュー!!」を山田さんに送った。ライフセーバーの皆さん、そして真夏の海にサンキューしながら尾形はシャワーを借りるべく海の家へ。

砂を落とすべく訪れた海の家だったが、採れ立てのハマグリをいただけることになった尾形。シャワーを浴びている間に酒蒸しで仕上げたハマグリは、ひと口食べた途端に「うまーい!!」と吠えるほど。しかも今回はミッションにも邪魔されず、ロケーションも最高だ。「これビールとか最高よ」「いくらなんでもビールはさ…」とフラグを立てつつ、最後には我慢しきれずビールを注文してしまうのだった。

「39種類のポーズ」という無茶振りにも全力投球

続いてやってきたのは鹿嶋市街。擦れ違う人たちに気さくに挨拶しつつ、大町通り商店街へと進んで行く。青々とした夏の空とセミの鳴き声に夏を感じながら辿り着いたのは「イシヤ写真館」。1958年に創業以来、長く続く歴史ある写真館なのだそうだ。

「どんぶりに関係ないんですけどね写真館!」とボケつつ、せっかくなので写真を撮っていただくことに。実は尾形の宣材写真も10年以上前に撮影したものらしく、「冠番組なのに写真ないっておかしいですからね!?」と文句を言いながら撮影に臨む。さまざまな衣装やセットがあるなか、尾形が選んだのは紋付き袴の和装。和装で両手にどんぶりを持っているというポーズで、どんぶり旅ならではの宣材として使えると上機嫌だった。

「大河あるよこれ!!」と写真を撮ってもらう直前、スタッフから「尾形さん、ミッションです」の声が。「全力で39ポーズを決めろ!」という無茶振り寄りなミッションに、尾形も「39ポーズ!?ないでしょそんなに!」と困惑を隠せない。それでも全力でミッションに臨む尾形。イシヤ写真館のスタッフさんも笑ってしまう不思議ポーズや、グラビアポーズまで駆使してなんとか20種類までは到達した。しかし「まだ20!?もうないって!」と笑ってしまう尾形のために和傘をお借りして、なんとか39種類のポーズを撮り終える。

まさかの“休憩”まで挟んでの大がかりなミッションになってしまい、「なんなのこれ!?」とわめく尾形。それでも写真のクオリティは抜群で、39種類あるなかから尾形が番組公式写真を選択することに。最後にちゃっかり普段の決めポーズも撮影し、イシヤ写真館の皆さんに感謝しつつ尾形の旅は続く。

尾形に迫るお約束

“好みのどんぶり”トークをしつつ再び街を歩いていると、目についたのは海鮮丼の看板。「豚丼もできます」という看板の文言を見て盛り上がる尾形だったが、「せっかくなら海鮮丼…」という番組スタッフと「豚丼もできますって書いてありますコレ」と何度か競り合う。「海鮮丼」「豚丼」と言い合いしつつ、鹿嶋といえば…という言葉に折れて海鮮丼をいただくことに。

「懐カシ系居酒屋 ウツギ酔賓店」の店内に入ると、“鹿嶋のキャンディーズ”を名乗る諸星さんをはじめとした3人の店員さん達が迎えてくれる。「ここたぶん酔っぱらったらめっちゃ楽しいと思う」と早くも店の雰囲気を気に入った尾形に、諸星さんは「酔っぱらわなくても楽しいから!」と大きな声で笑い飛ばす。

おすすめはやはり海鮮丼ということで、尾形の前に運ばれてきたのはその名も「本日の海鮮丼」。サーモン、カンパチ、ヒラメ、シラスとさまざまな海の幸が乗せられた豪華などんぶりだ。「食べさせてあげる?大丈夫?」とグイグイくる諸星さんの迫力にたじたじな尾形だったが、ひと口目を食べようとしたところでいつもの制止が。スタッフから「わかりますよね?」という言葉が続くとおり、「39秒ノーカット食レポを成功させろ!」がスタートする。

「いいよミッション…俺美味しく食べたいんだよこれぇ!」と嘆きつつ、諸星さんと掛け合いながらレポートを懸命に続けていく尾形。だが最後はやはり「美味い!…これは…あの…」と尻切れトンボに…。

諸星さんの判定は「上手!マル!」ということでミッション成功。海鮮丼のこだわりを聞いてみると、「本日の」という名前の通り毎日海鮮丼の中身は変えているのだそう。そして具はすべて冷凍を使わず、その日さばいたものだけと決めている。「毎日同じものばっかりだと飽きちゃうでしょ?女もそうでしょ?」という諸星さんのボケに、「はい…カットしてくださいね!?」と尾形。残念ながら、しっかり使われてしまったようだ。

ほかにも、20歳の頃の諸星さんの写真を見たり、ジーコ監督とのツーショットを眺めつつ、ウツギ酔賓店の皆さんにサンキューを告げて更なる旅を続けるのだった。BSJapanextの次回放送は8月24日(土)から、BSフジでは同日の土曜朝7時から放送されたほか、TVerにて見逃し配信がおこなわれている。

お約束でもミッションには抗えない尾形、次の旅では何が待っているのか

今回の放送では、真夏の鹿嶋市で感じることの出来る海の幸や、街に古くからつづく老舗にサンキューを伝える尾形の姿が見られた。どんぶりを振る舞ってくれた「ウツギ酔賓店」の方々はもちろん、「下津海水浴場」、「イシヤ写真館」で関わった人や町ゆく人たちに、全力の「サンキュー!!」を伝える尾形の笑顔は輝いていた。

体当たりミッションが多い同番組だが、文句こそ言いつつ常に全力の尾形。失敗しても罰があるわけではない取り組みにも、全力全開でぶつかる姿は見ていて気持ちがいいものだ。

真夏にちなんだミッションも増えて来た同番組。次回はお約束のミッションのほか、どのようなミッションが見られるのか。次なるご当地どんぶりとともに、ミッションの方も楽しみに待ちたい。

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