1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【人間関係】「嫌いで仕方ない人」がいるアナタへ…すぐ試せる“解決法6つ” 職場・学校・ママ友グループ

【人間関係】「嫌いで仕方ない人」がいるアナタへ…すぐ試せる“解決法6つ” 職場・学校・ママ友グループ

  • 2024.8.27

カウンセラーが解説、6つの「解決策」

人間関係の悩み、何とかしたい
人間関係の悩み、何とかしたい

同じ職場に苦手な人がいる、同じ地域のママ友とそりが合わない、学校のクラスメートと気が合わないなど、人間関係の悩みを持っている人は多いでしょう。その気持ちをため込んでしまうと、心身に不調をきたしてしまう恐れがあります。本記事ではカウンセラーの筆者が、実際にカウンセリングでお伝えする解決方法の中から、解決につながるワークを6つ紹介します。どれか一つでもできそうなものがあれば実践してみてください。

(1) 嫌いな誰かの愚痴を言いたくなったら、言っても構いません。愚痴を無理に腹の奥底に押し込めて、良い人でいるフリをする必要はありません。聞いてもらう相手を選ぶ、あるいは自分しか見ないノートに書き出すのもよいでしょう。

愚痴を言う際は、その“主語”に注目してみましょう。もしも愚痴の主語が、嫌いな誰かや、自分と相手以外の第三者になっていたら、ぜひ「私は〇〇と思った」「自分は△△と感じた」というように自分を主語にして言ってみてください。そうすることで、自分で認識していなかった感情に気付けることがあります。

(2) 転職さえすれば、職場にいる嫌いな誰かとの関わりをなくすことができます。しかし現実的には、すぐに今の職場を離れるのは難しいと考える人が大半でしょう。また、嫌いな誰かが学校のクラスメートだったり、同じ地域に住むママ友だったりする場合、これもそう簡単に環境を変えるのは難しいでしょう。

そうした状況で、嫌いな誰かがいても日々を過ごしている自分をまずは自身で褒めてあげてください。気の合わない人と一緒に過ごしたり、嫌いという感情を持ちながら我慢して過ごしたりすることは大きなストレスの掛かることです。1日を終えたら自身をいたわる時間を取りましょう。

(3) だまされたと思って一度「自分と関わる人は皆、自分のことが好きである」と考えるようにしてみてください。他人に宣言する必要はなく、自分の心の中でそう思うだけで構いません。「周りは皆、自分に対して好意的である」という前提に立って過ごしてみると、相手に対する印象が変わることがあります。

例えば、いつ話し掛けてもそっけない態度で対応する人がいるとすれば、一般的には「この人は私のこと嫌いなのかもしれない」と思ってしまうかもしれません。しかし「この人は自分に対して敵意を持っているわけではなく、むしろ好意的である」という前提で接してみると、実はそっけない態度で接している相手は自分だけではなく、誰に対してもそうだったということに気付くかもしれません。

中には「皆。自分のことが好き」という前提に立ってみても、なお敵意を感じるケースもあるかもしれません、しかしこの考え方を取り入れることで、自身の勘違いや思い込みに気付くことができるため、一度試してみる価値はあるはずです。

解決方法6つ、残りの3つは?

少しでもラクになりたいなら、試してほしい
少しでもラクになりたいなら、試してほしい

(4)「あの人は私にこんなひどいことをした」「この人のこういうところが嫌いだ」といった思いがあるとき、それをずっとそのまま握りしめていてもなかなか解決には至りません。いったん気持ちを落ち着かせた後、少し上の次元に上がることで解決の糸口が見えることがあります。

次元を上げるとは、簡単に言えば少し高い位置から自分と相手を俯瞰(ふかん)するような感覚でいることです。いわゆる「天の声」の存在になると思えばよいでしょう。高い位置から自分と相手を眺めてみると、認識していなかった事実に気付ける場合があります。

例えば、相手は自分に対して意地悪をしてくると感じていたとします。そこで上の次元に立って考えてみると「相手には相手の事情があったのでは」とか「実は自分自身の行動が相手を勘違いさせてしまっていたのかも」といったことに気付けることがあります。

自分と相手のどちらが悪いということを確認するのではなく、あくまで事実を確認するのにとどめることがポイントです。

(5) あの人のことが嫌いと思いながらも、半面その人に固執している場合があります。その場合におすすめなのは、違うコミュニティーに属して人間関係の幅を広げることです。そうすることで「あの人のことはそんなに気にする必要はない」と気持ちが薄れ、ネガティブな感情も昇華されやすくなります。

転職や転校、引っ越しなど環境を変えることと比べれば、新たな人間関係を持つことは日常で取り組める可能性があります。趣味や特技などの習い事を始めてみたり、地域のお付き合いであれば一つ隣町の集まりに参加してみたり、また少し疎遠になっている友人やご実家、親戚などと久しぶりに連絡を取ってみても良いでしょう。自身の人間関係を広げ、増やす行動を少しだけ取ってみてください。

(6) 職場の人間関係に悩み、どうやっても解決する方向にない場合は、転職活動も一つの方法です。転職は“逃げ”で根本解決にならないという人もいますが、本質的に合わない同士はどう頑張っても良好な関係になるのは難しいケースがあり、転職も許されてよい選択肢です。

実際に転職するかどうかは最後に決断することにして、とりあえず転職活動を始めてみましょう。転職エージェントに登録したり、転職サイトの求人情報を閲覧したりといった小さな行動で構いません。実際に転職に向けて動き出してみると、転職に関するハードルが低くなったように感じられるでしょう。転職という選択肢があると認識できると、職場で嫌なことがあっても「いざとなったら転職しよう」と思えるようになり前向きに過ごせる人が少なくありません。

※ ※ ※

人間関係の悩みはなかなか尽きないものです。人間である以上は好き嫌いがあって当たり前で、悩んでいることを恥じたり自分が駄目だと責めたりする必要はありません。本記事で挙げた方法は、大きく環境を変えなくても悩みが解決したり、少し楽になったりするものばかりですので、ぜひ気楽に試してみてください。

(まっきー)

元記事で読む
の記事をもっとみる