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「との四門」は9年ぶり、「姫路城」の非公開エリアを特別公開

  • 2024.8.27

世界文化遺産・国宝である「姫路城」(兵庫県姫路市)で、9月1日より非公開エリアの特別公開がスタート。9年ぶりに公開される場所もあり、貴重な機会となる。

日本初の世界文化遺産「姫路城」

1993年、奈良の「法隆寺」とともに日本初の世界文化遺産となった「姫路城」。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれるだけでなく、守りの城として、戦いの備えを意識した仕掛けも多く⾒ることができ、建築から400年以上経過した今でも多くの人を魅了している。

今回の特別公開では、通常非公開である高度な防御⼒を持つ搦手(からめて)周辺を公開。とくに、東側に位置する火薬が収蔵されていた「との四門」は、2015年以降、9年ぶりの公開となる。そのほか、姫路城で白漆喰を塗っていない唯⼀の門「との⼀門」や射撃するために使われた「トの櫓(やぐら)」、敵の動きを封じ込める「枡形⻁⼝(ますがたこぐち)」などが見学できる。

姫路城の東側に位置する「との四門」は9年ぶりの公開。かつては門の内側に穴蔵(あなぐら)が設けられ、火薬が収蔵されていた。

期間は、9月1⽇〜30⽇。受付時間は、朝9時~夕方4時30分(最終入城は夕方4時/閉城は夕方5時)。観覧料は、大人・小人(小中高生)ともに200円。※別途入城料(大人1000円・小人300円)が必要。

『世界遺産・国宝「姫路城」2024 特別公開』

期間:2024年9月1⽇(⽇)〜30⽇(月)
時間:9:00〜16:30(最終入城16:00/閉城17:00)
料金:大人・小人(小中高生):200円(別途入城料として大人1000円/小人300円が必要)
場所:「姫路城」(兵庫県姫路市本町68)
受付場所:井郭櫓(いのくるわやぐら)

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