ゆりやん「アメリカで売れたい」…ナイトスクープを電撃卒業

２０２３年４月より、バラエティ番組『探偵！ナイトスクープ』（ＡＢＣテレビ）の探偵を務めていた、お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァが、番組を卒業する。「アメリカでお笑い芸人として売れたくて、ハリウッドスターになりたくて」と、卒業への思いを明かした。

■ 「ちゃんと探偵をできていたかは分かりませんが…」

番組史上６人目の女性探偵として、体を張った持ちギャグも駆使しながら、依頼者に寄り添う温かな探偵ぶりで活躍したゆりやん探偵。局長代理としても自作の俳句を詠むなど、オリジナリティーを発揮していた。

この日の顧問は、３回目の出演となる俳優の溝端淳平。毎回、真面目なコメントをしても、ゆりやんから逆ギレされ毒を吐かれるという珍妙な関係性がすっかり定着していた。

とここで、桂二葉局長代理から、今回がゆりやん探偵の卒業回だと発表されると、観覧席からは「ええっー！」という大きなどよめきが。溝端が「ほんとに悲しいですよ。寂しい」と言うと、ゆりやんは照れ隠しか、いつものように「ほっとけ！」とツッコミ。

しかし、「でも、いつも仲良くしてくれて･･･」続けると、溝端は「こちらこそです。この場でしか、ゆりやんさ んと会う機会はないんですけど、スタッフさんも普段から大親友かのように思ってらっしゃって、ゆりやんさんへの熱い思いをお 願いしますと言われました。それぐらいファンでもあるので、すごく寂しいです」と心の内を明かした。

エンディングの挨拶でゆりやん探偵は、 「勝手なことなんですけど、ハリウッドスターになるためにアメリカに行くことを決めました。ずっと夢だった『探偵！ナイトスクープ』の探偵になることを叶えていただいて、私は夢を見てるのではないかと、まだ思っています」とコメント。

「それもこれも、みなさまが応援してくださって受け入れてくれたから。おかげで、探偵の皆さんもいつも本当に優しくて･･･優しかったです。こんな伝説の番組に皆さんとご一緒させていただけたことを、非常に有難く思います。私が本当にちゃんと探偵をできていたかは分かりませんが、チェックしてみたいと思います」と言い、ピンポンボタンを手に、体中をチェックし始める一幕も。

最後には、同時期に女性探偵として就任した桂二葉から花束が贈られた。二葉が涙声で「楽屋が一緒で。だからメチャ寂しい。いつも楽屋でオナラしてはったから」と暴露すれば、ゆりやん探偵は番組最後の一発を「ぶー！」とお見舞い。彼女らしい笑いと涙のパフォーマンスで、明るくキュートに番組を旅立った。

この模様は９月６日・夜１１時１７分より放送される。