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【北海道】「達成感やばい」人生初の登山でも楽しめた!登りやすくて絶景も楽しめる「大雪山系・黒岳」

  • 2024.8.26

北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。

自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

大雪山の秀峰「黒岳」

日付:2024年7月21日
黒岳(標高1984メートル)
北海道上川町
登り1時間30分、下り1時間(ロープウェイ・リフト使用の場合)

山頂(見晴台)からの絶景度 ★★★★★
険しい度 ★★☆☆☆
周辺の施設充実度 ★★★★★
札幌市内からのアクセスの良さ度 ★★☆☆☆
個人的おすすめ度 ★★★★★

ポイント
✓大雪山系デビューにおすすめ
✓夏は雪渓、秋は紅葉が広がる絶景
✓ロープウェイとリフトで一気に、天空へ

登山レポ

ある夏の日、HBCで働く同期のAちゃんから突如「私も登山してみたい!」と連絡がありました。

Aちゃんは、休みの日に一日中、家でアニメや映画を観るのが趣味のインドアガール。
理由を聞くと「美里があまりにも楽しそうだから」とのこと。登山の素晴らしさをたくさんの人に知ってほしいと、Sitakkeの記事連載を始めた私にとって、嬉しい一言でした。

どこに連れて行こう…!登りやすくて、絶景を楽しめる山で…。暑いから、標高が高くて涼しいところがいいかな…。悩んだ結果、大雪山系の黒岳に決定しました!

スケジュールは午前3時出発とハードでしたが、Aちゃんにも楽しんでもらえる登山になりました。

午前6時30分 登山開始!

人気の山なので早めに行かないと駐車場が埋まってしまう、ということで札幌を午前3時に出発して、6時すぎにロープウェイ乗り場に到着。

Sitakke

さっそくお出迎えしてくれたのは野生のシカ!近づいてもスルー…。目が覚めました。

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左が佐藤アナウンサー、右が登山初挑戦の同期Aちゃん

アナウンス部の先輩・佐藤彩さんと、先輩社員でアウトドア仲間のKさんも一緒です!
佐藤アナウンサーとは、去年も塩谷丸山 や雨竜沼湿原を訪れました!

午前7時半 登山開始!

ロープウェイは午前6時から運行、リフトは6時半から運行しています。
この2つを乗り継ぐと、一気に標高1520メートルまでたどり着きます。

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リフトは開放感があり、乗っているだけで楽しいです。
写真中央、ぴょこんととんがった箇所。岩肌がむき出しのところが黒岳の山頂です。
あそこを目指して、レッツゴー!

午前10時半 森を抜け、絶景へ

Sitakke

およそ1時間30分の登り。初めて一緒に登るメンバーでしたが、話が盛り上がりました!このときは、嬉しいお弁当のおかずについてトークをしていた気がします。「遠足みたいだね(笑)」と笑いながら歩きました。

Sitakke
手前から私・堀内美里、同期Aちゃん、佐藤アナウンサー、Kさん

集合写真を撮るも、Kさんはカメラに夢中。撮影しながらでも、会話に夢中になっても、ゆっくり景色を眺めてもよし、自由に楽しめるのも山の醍醐味です。

なだらかで歩きやすい道が続くのが、初心者にもぴったりなポイント。1時間ほど登っていくと、だんだん見晴らしがよくなってきました。

Sitakke
特徴的な形の岩は、黒岳名物「まねき岩」
Sitakke
「まねき岩」の前で、まねきねこポーズ。しかし後ろがピンボケしています。残念な写真!

そうこうしているうちに、山頂へ…!

午前9時 山頂に絶景が待っていた!

Sitakke

同期Aちゃんは、初めての登山に最初は不安そうでしたが、しっかり誰もリタイアすることなく、無事に登頂できました!

Sitakke

記念写真をぱちり!撮ってくれた方の指ががっつり入っています、写真あるあるです。

Aちゃんもこの景色に「達成感やばい」と感動をかみしめていました。

Sitakke

写真の中に、白鳥の形をした雪渓があります。見つかりますか?
7月中旬でしたが、雪が残っていました。緑、白、空の青のコントラストがきれい。

登山中に出会った、毎年登っているという方は、この白鳥は毎年見られると話していました。

標高2000メートル近いと聞くと驚きますが、ロープウェイとリフトのおかげで、手軽にたどり着くことができました。また、道も整備されていて、迷うことがありません。
人気の理由がわかる、登りやすい山でした。

午後9時半 せっかくなので隣の山も

4人とも体力に余裕があったので、縦走体験もしてみることに。
お隣にある「桂月岳(けいげつだけ)」は黒岳の山頂から30分程度で到着できます。

Sitakke
Sitakke

この縦走ルートがきれい。どこを見渡しても山…。大雪山系ならではの大自然ですね。

Sitakke

「高山植物の女王」と呼ばれている「コマクサ」を発見!『山女日記』(湊かなえ/幻冬舎文庫)を読んでから大好きになった花です。利尻山でも出会えなかったので感動。

Sitakke

桂月岳の手前にあるのは、黒岳石室という山小屋。
テント泊して、ご来光を見るのが大人気のスポットです。ふらっと寄ってみると…

Sitakke

山小屋のお兄さんが、なんと私のインスタグラムを見ているようで話しかけてくれました!
もう1人、登山者でも私を知ってくださっている方がいて、記念に一緒に写真を撮らせていただきました。
この記事も見てくれるといいな…。

午前10時 桂月岳に登頂

Sitakke

ゴロゴロと岩が転がっており、どこが山頂かはよくわかりませんでした…。

Sitakke
断崖絶壁に見えますが、足場はちゃんとある場所です!

いっぷくしたら黒岳に戻り、お楽しみの、山ごはんの時間!
今回は、具材たっぷりのカレーライス!

Sitakke

標高2000メートルで、手作りカレーと炊きたてのごはん!
後半の記事でお伝えします。

【後編:北海道の山頂・標高2000メートルでいただく!夏野菜たっぷりカレーライス】

連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビ「グッチーな!」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」、HBCラジオ「平野龍一のミライの扉」を担当。登山歴3年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は登山時(2024年7月)の情報に基づきます。

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