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ワーママ&後輩に聞いた! 産休・時短勤務にそなえて、いまからできること

  • 2016.3.15
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働く女性の前に立ちはだかる2つの壁といえば、結婚と出産ではないでしょうか。とくに出産時は会社を休まなくてはならず、職場へ復帰してもしばらくは時短勤務をしたりと、残された人たちに負担を強いることになります。

残念ながら、出産が心から歓迎されることは少ないかもしれません。

© VadimGuzhva - Fotolia.com

そこで、産後、現場復帰したママや、部内に産休ママのいる独身女性の意見から、産休・時短勤務が迷惑だと思われないように、子どもがいないときにやっておくべきことを考えていきましょう。

■34歳で第一児出産、1年で職場復帰

34歳で長女を出産したYさんは、主任としてある程度、仕事を任される立場になっていました。いつ産休に入ってもチームが混乱しないように、妊活をはじめてから後輩たちに仕事を割りふっておいたそう。

「妊娠がわかってから、すぐに引きつぎ資料をつくりました。休み中にも気軽に連絡できる雰囲気をつくったことで、復帰後も問題なく過ごせています」とYさん。自分がいなくても仕事が回るように準備しておくのはもちろん、休み中もメールやLINEで後輩たちの相談に乗ることで信頼を得られたといいます。

このような取りくみのおかげで、子どもが熱を出して急に休むことになっても、「後は任せてください!」という頼もしい声が聞けるようになったのだとか。

■産休に入った先輩にいいたいこと

23歳の独身女性Rさんは、ママになった先輩に困っているといいます。

「上司に妊娠報告をしてから、ちょっとした雑用も後輩の私におしつけてくるようになりました。定期検診を理由に突然休むことが多いけど、検診って前日に決まるものなんですか?」

先輩は独身時代から、遅刻や早退が多かったそう。復帰後も何かと子どもを理由にして早退するので、誰もフォローしようとしなくなってしまい…。

働きにくくなって「辞めたい」と漏らしているそうですが自業自得。これまでの勤務態度が影響しているかもしれませんね。

■3人目の子どもを産んだばかりのママ

Kさんは職場結婚だったこともあり、1人目のときはみんなから祝福してもらえました。でも、2人目、3人目と続くと「またか…」という空気に。

「産休をとりやすい会社風土はあるけれど、『権利なんだから休んで当たり前』という私の態度が良くなかったのかもしれません。自分の出産前には、産休を取る後輩に冷たくしていたくせに…。来年の春には復帰を考えていますが、さすがに長期にわたって迷惑をかけられないので、企画職から一般事務に異動希望を出そうと思っています」

産休を取るのはお互いさま。また、認められた権利とはいえ、謙虚な気持ちを忘れないようにしたいですね。

ひと昔前と比べれば出産後も働きやすくなったものの、まだ本当に産休・育休を取りやすいとはいえないのが現状です。

快く送りだしてもらうには、妊娠前から人間関係をしっかり構築することが大事。お互いに助けあって、ママたちが働きやすい環境をつくっていけたらいいですね。

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