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【おばあちゃんと呼ばせない義母】若くして孫が産まれた義母の呼び名 → 数年後、赤っ恥な出来事が!

  • 2024.8.27

若くしてお孫さんが生まれた場合、「おばあちゃん」と呼ばせることに抵抗がある人もいますよね。これは筆者の友人・M紀から聞いたお話。M紀は若いときに結婚・出産。まだ40代の義母が決めた呼び名でとんでもない事態が巻き起こります。

画像: 【おばあちゃんと呼ばせない義母】若くして孫が産まれた義母の呼び名 → 数年後、赤っ恥な出来事が!

若い『おばあちゃん』

私は20代前半で結婚し、すぐに息子に恵まれました。
義母は自身も早くに出産を経験していたため、当時まだ40代。
息子が産まれたときに、病院で抱っこしていた義母は、看護師さんに「若いおばあちゃんね♡」と言われて、ひどく落ち込んでいました。

『おばあちゃんであることに変わりはないのだから……』と私は思っていましたが、義母は「絶対におばあちゃんって呼ばせないで! 私のことは母さんって呼ばせるから!」と言い出し、息子にも徹底するように言われたのです。

運動会で

息子が話せるようになると、私のことは「ママ」、義母のことは「母さん」と呼ぶようになりました。
ただ不思議だったのは、義母と同じ年の義父のことは「じいちゃん」と呼ばせていたことです。
とにかく、自分が「おばあちゃん」とか「ばあば」と呼ばれることに抵抗があったのでしょう。

数年後、息子の幼稚園の運動会に、私たち夫婦と義両親で参加しました。
観覧席はどの家族もおじいちゃん・おばあちゃんたちも来ていて、とても賑やか!
息子が競技を終えて、私達のいる観覧席の方へ駆け寄り、義母に向かって「母さん! 見ててくれた?」と言ったときに事件が起きたのです。

誤解

息子の言葉を聞いた義母と同じくらいの年代の女性が「え? お母さんなの?」と私に聞いてきました。
私は説明するのも面倒だなぁと思っていると、「私は今年で52になるんだけど、たぶん同じくらいですよね? 偉いわぁ、高齢出産頑張ったんですね♡」と義母に声を掛けたのです!

その女性は、義母のことを息子の母親だと思ったのでしょう。
「母さん」と呼ばせているのだから仕方がないことなのに、義母は真っ赤な顔をして「違うんです!」と必死に状況を説明していました。

帰り道

夫曰く「最初からおばあちゃんって呼ばせてれば良かったのに。」とのこと。
義父も「母さんって紛らわしいよなぁ。」と笑っていました。

おばあちゃんと呼ばれたくなかった気持ちはわかりますが、運動会の帰り道、義母が息子に「おばあちゃんって呼んでいいわよ。」と言っていたのを聞いて、私たち夫婦と義父は思わず苦笑いしてしまいました。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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