1. トップ
  2. レシピ
  3. 秒で薫香がつく「煙頭」が手放せない!燻しては飲み燻しては食べる無限ループ

秒で薫香がつく「煙頭」が手放せない!燻しては飲み燻しては食べる無限ループ

  • 2024.8.26

薫香で飲みたい、過程はそんなに大事じゃない

ヒッコリーが燻された甘い香りがふわっと漂う黒ビール。これがあっという間にできちゃうんです!

房総半島で7匹のワンコと暮らしている筆者は、自然は好きなくせにキャンプ経験は浅く、初回でいきなりグランピングを選ぶという「プロセスより結果重視」派。

自然の中で飲むお酒はおいしい。燻製とかスモアとか、直火があってこそできる料理も大好きだ。でも、火おこしとかテント設営はやりたくない

アウトドアメディアのライターとして殴られそうな本音を吐露しましたが、そんな私の誕生日に友人がプレゼントしてくれたのがこちらです。

ガスバーナーさえあれば片手間で薫香ビールができる!

高級感漂う桐箱と濃紺の巾着に入っていたのは、kaze labo(カゼラボ)煙頭(スモークヘッド)とオプションの真鍮火口ドーナツ

某有名芸人がYouTubeで紹介していたそうなので、知っている人も多いかもしれませんね。一見すると「なんだこれ?」という物体ですが、これが酒飲みにはたまらないギアなのです。さっそく使い方を紹介しましょう!

1.好きなお酒をグラスに注ぎ、スモークヘッドを置いて燻製チップを入れる

上部の窪みに好きな燻製チップを入れます。お酒と燻製チップの組み合わせを考えるのも楽しい。今回は、黒ビールとヒッコリーを合わせてみました。日本酒×桜とか、ウイスキー×ウイスキーオークなども絶対おいしいと思います。

2.ガスバーナーで燻製チップを4~5秒炙る

筆者はAS2OVのポータブルスティックバーナーを使用。場所を取る器具が一切必要ないのがうれしい

スモークヘッドごと燻製チップを炙るというのが一般的な使い方らしいのですが、木製なので当然、焦げてしまいます。そこで、濃紺の巾着に入っていた真鍮火口ドーナツ(オプション)が登場!チップを入れる穴にジャストフィットする突起を差し込めば、スモークヘッドの上部から穴の内部まで炎をガードしてくれます。

炎で炙ることによる経年変化を楽しむもよし、真鍮火口ドーナツを使ってできるだけ焦がさずに長く使うもよし。筆者は絶対に後者で、大事に長く使いたいです。真鍮とウォルナットという不動の組み合わせも眼福!

3.あっという間にグラスの中においしい煙が充満!

燻製チップが燃えはじめると、グラスの中にふわーっと煙が下りてきます。燻す時間や回数、煙をなじませる時間などによって風味が変わるようなので、好みのさじ加減を自分で見つけながら飲むのも醍醐味。

筆者は大体4~5秒燻してすぐに飲んでいますが、ふわっと漂う薫香とそのあとにくる黒ビールのコクのある苦み、短時間とはいえ燻すことで引き出されるのか、麦芽の甘みも際立って最高です。

燻製風味のおつまみも食べたい分だけつくれる!

左下から時計回りにナッツ、サラミ、水切りした枝豆寄せ豆腐、歌舞伎上げ、ファミリーマートのやみつきポテトうまみ塩味

さらに素晴らしいのが、おつまみにもサッと薫香をつけられることです。キャンプでおなじみの熱による燻製は結構時間がかかるし、待っている間にうっかりお酒が空になるということも。また、それなりに熱に強いものや、チーズみたいにとろけてなんぼな食品じゃないと燻製にできません。

それが、このスモークヘッドなら、数秒で!豆腐のように冷たくて水分が多いものでもできるのです!

しかも、燻製チップを毎回変えて少量ずつおつまみをつくれるというのも本当によくできています。

サラミにはちょっと強めの風味をつけたいからウイスキーオーク、ナッツには同じ仲間で相性が良さそうなヒッコリー(クルミ科)、あっさりした枝豆豆腐にはクセのないブレンドを選んで、順番に燻せば一人飲み永久機関の完成です。

おつまみ系は煙を充満させた後、しばらくなじませてじっくり香りをつけるのがコツ。このビジュアルを見ているのも楽しい

キャンプでも家でも、バー気分で薫香を

ガスバーナーさえあればわざわざ火をおこさなくてもできるし、手のひらサイズで持ち歩きも便利。焚き火を消した後、もう少しチビチビやりたいときだって、これさえあれば極上の酒とつまみがつくれます。

ちなみにメジャーリーグ大好きな筆者は休みの日にこちらで一杯やりながらテレビ観戦するのが最近のブーム。そとでも家でも手軽に幸せになれる逸品、ぜひお試しください!

煙頭 -smoke head 桐箱 第4.5世代

【基本情報】
・サイズ:直径930×高さ420mm(本体)、幅100×奥行100×高さ40mm(桐箱)
・重さ:約90g
・素材:ウォルナット

元記事で読む
の記事をもっとみる