ウザママ「どうせパチモンでしょ？（笑）」他人のバッグを見下すも → 思わぬ展開に、あ然！

ママ友って、子どもがきっかけで繋がるものなので色々な人がいますよね。良い人も多いですが、中には少しクセの強い人がいることも……。今回は子どもを幼稚園に通わせる友人が、ママ友のあいだで起こったエピソードを聞かせてくれました。

異彩を放つ自称セレブママ

私は近所の幼稚園に子どもを通わせている母親です。
幼稚園の周囲はごく普通の住宅街なので、私を含めカジュアルな格好のママたちがほとんどなのですが、その中で1人だけ、毎日派手な服にブランド物のアクセサリーを身につけて来るAさんというセレブママがいました。

ブランド物大好き

Aさんはとにかくブランド物が大好き！
Aさんの夫はベンチャー企業の社長らしく、お金にもかなり余裕があるようです。

新作のバッグを手に入れようものなら「これね、限定品で普通の人は手に入らないんだけど、私はお得意様ってことで特別に買えたの♡」と自慢を欠かしません。
周囲のママたちはお世辞で一応褒めつつも、内心ちょっと面倒くさいなぁ……と思っていました。

地味なママのバッグを見て……

ある日のお迎えの時、普段は地味な格好をしているBさんというママが、珍しくきれいめのパンツスーツに身を包み、某有名ブランドのエンブレムが入ったバッグを持っていました。「今日は在宅じゃなくて出社だったから……」と恥ずかしそうに微笑むBさん。
いつもとは違う雰囲気のBさんに、ほかのママたちの視線は集中！ 「格好いい！」「似合うね！」と絶賛の嵐。

セレブママのAさんはそれが気に入らなかったようです。Bさんのバッグを指差しながら、
「このブランドにこんなバッグあったぁ～？ 見たことないけど？ もしかしてパチモンじゃないの？（笑）」と失礼なことを大声で言い始めました。

思わぬ展開でスカッと！

ところがその時、別のママがBさんに助け舟を出しました。
「そのバッグ、本店でしか買えないものだよね？ もしかしてロンドンに行ったの？」

思いもかけない言葉にAさんは唖然……
追い討ちをかけるように、Bさんが「先週出張で1週間ほどロンドン支社に行ってたの。せっかくだから何か記念に買いたくて」と返答したため、Aさんは自分の無知をさらす結果になってしまいました。

まとめ

悪気はなかったのでしょうが、マウントを取ってくるくせに大した知識がないことを知られてしまったAさんとは対照的に、海外に行くような華やかな仕事をしているにも関わらず、おごらず謙虚なBさんの株は爆上がりに。

最近ではAさんも開き直ったのか、Bさんに「今度海外に行くことがあったらお土産よろしくね♡」と厚かましくお願いしているそうで、周囲のママたちやBさんを別の意味で困惑させています。

【体験者：30代・女性主婦、回答時期：2023年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。