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田村淳さんのオンラインサロンで開催された「終活バスツアーin東京」レポート公開!

  • 2024.8.25

海洋散骨を中心に「旅立つ人、見送る人」に寄り添う終活事業を展開するハウスボートクラブは、タレントの田村淳さんが運営するオンラインサロン「田村淳の大人の小学校」会員限定で7月28日(日)に開催した「終活バスツアーin東京」の開催レポートを公開した。

ツアーを通して終活について深く知れる「えんの旅」

海洋散骨事業を主軸とする同社では、全体の4割ほどが自身、または身近な人の将来に備えて海洋散骨を検討している人からの相談にあたっている。

併せて、実際に海洋散骨を実施した人のうち約8割が「本人が生前から希望していた」ことを第一の理由に海洋散骨を選んでおり、あらかじめ自身の供養先・埋葬先について家族や身近な人と話し合っておくことが非常に重要であるとわかる。

上記の背景から、同社では元気なうちに楽しく取り組む終活や、家族との会話のきっかけづくりに貢献したいという想いで2023年3月に旅行サービス「えんの旅」を開始した。えんの旅では終活バスツアーなどを中心に様々なツアーを企画・提供している。

樹木葬のイメージを膨らませる樹木葬見学

「終活バスツアーin東京」は、知識を深めながら多様なタイプのお墓を実際に目で見て確かめることができる、終活に特化したバスツアーだ。今回は都内の樹木葬・納骨堂・海洋散骨の三種類を田村淳さん含む計19名で巡った。

最高気温34℃に上る真夏日に開催された同バスツアー。参加者は東京駅鍛冶橋駐車場に集合し、バスに乗り込み出発。

移動中のバス内では、墓の販売から墓じまいまで5,000件以上の案件取り扱い実績のある同社の墓じまいコーディネーターが各種墓の解説をおこなった。

最初の見学先はJR日暮里駅からほど近く、風情ある下町に佇む長明寺境内に作られた「谷中樹陵 久遠」。

都会の中にもかかわらず、緑豊かな樹木葬庭園と大きなシンボルツリーが特徴的で、樹木葬のイメージを膨らませるのにぴったりの場所として今回見学先に選ばれた。

降り注ぐ日差しの下で整えられた植栽と木々が青々と輝くなか、スタッフの案内のもと3グループに分かれて庭園内を見てまわった。

従来の石の墓とは趣向の異なる、モダンで自然な印象の樹木葬。大きなシンボルツリーの下には、納められる柱数に応じてガラスや石のプレートが置かれていた。

家族で眠れるタイプの他に、一人だけで入れるタイプも人気で、生前に契約を済ませておく人も多いという。「家族みんなが同じじゃなくてもいいんですね」と参加者は新しい視点を得た様子だった。

全参拝室が特別室仕様の納骨堂を見学

次の見学先は、港区南麻布の納骨堂「瑞華院了聞」。全参拝室が特別室仕様で、快適で上質なしつらえの個室で周りを気にせずお参りができる事から人気を集めている。

「お寺は暮らしのそばにあって、本来は気軽に立ち寄って話ができる場所なんですよ」という瑞華院 上人の言葉に参加者は安堵した様子で、和やかに質問が飛び交った。

その後はエントランスへ戻り、受付機で参拝室を選択。指定の参拝室へ移動すると、遺骨を納めた厨子が自動的に参拝室へ運ばれており、個室の中でゆったりと故人を想いながら手を合わせることができる。

実際に見学してみて、「自動搬送式」という言葉から受ける機械的な印象が変化した人も多いようで、田村淳さんは「(自分の行先は)海洋散骨って決めていたけど、これもいいね」と好印象の様子。

見学後に開かれたプチセミナーでは、「おひとりさま」の終活がテーマに取り上げられ、「自分で決められるうちに準備しておくこと」の重要性に多くの参加者が深く頷いていた。

船に乗って仮想のセレモニー&海洋散骨体験

最後は実際に船に乗って体験する海洋散骨だ。中央区勝どきの船着場前でバスを降りた参加者はクルーザーに乗り込み、散骨ポイントである東京湾羽田空港沖に向かって出発。

船内には田村淳さんの写真が飾られ、仮想のセレモニーが進行されていく。船内のモニターから田村淳さんのメモリアルビデオが上映されると、参加者だけでなく本人も目を潤ませる姿が見られた。

全員が散骨を終えたら2階のデッキに上がり、鐘の鳴り響く中で静かに黙とうを捧げる。黙祷のあとは故人との最後の別れを名残惜しみながら、散骨した場所を船で旋回。

参加者たちで田村淳さんへのメッセージを書いた水溶性のリースが海面に漂い、散骨した場所を教えてくれる。旋回が終わると、汽笛を鳴らして船は散骨ポイントを離れ、ゆっくりと船着場へ向けて帰港を開始した。

喪主役を務めた森本英樹さんは田村淳さんの写真を胸に抱き、海面に漂うリースに向かって大きく手を振っていた。

終活バスツアーin東京開催レポート:https://en-no-tabi.jp/case/20240823

(佐藤 ひより)

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