1. トップ
  2. レシピ
  3. 【シェフ脇屋の夏野菜料理】誰でも作れる“生姜醤”が味の決め手!「生姜香るさっぱり焼きナス」作ろう♪

【シェフ脇屋の夏野菜料理】誰でも作れる“生姜醤”が味の決め手!「生姜香るさっぱり焼きナス」作ろう♪

  • 2024.8.25

日本の中国料理界をけん引する、脇屋友詞シェフのYouTubeチャンネルで見つけたのは「生姜香るさっぱり焼きナス」。しょうがをたっぷり使った、手作り“生姜醤”が味の決め手のレシピです。手作り生姜醤と聞くと、なんだか難しそうですが…いえいえ、超簡単!すりおろしたしょうがと塩を混ぜ、そこに熱々の油をかけるだけ。今回は、焼きなすにかけますが、あらゆる料理に使える万能醤だそうですよ。





脇屋友詞シェフの簡単焼きなすレシピ♪

上海料理の伝統を軸にした、体にやさしい料理が人気の脇屋友詞シェフ。社会貢献活動にも関わり、2014年秋の叙勲では、黄綬褒章を受章したすごい御方です。そんな脇屋シェフが運営するYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』では、プロの味を家庭で手軽に再現出来るレシピや、家庭料理をグレードアップするコツを紹介しています。

本日はその中から、夏にぴったりな「生姜香るさっぱり焼きナス」を作ります。食材は、しょうがとなす、青じそとわずか3つ。普通の焼きなすを作るときと材料的には同じですが、すりおろしたしょうがを焼きなすにのせるのではなく、“生姜醤”にするところが最大のポイント。この“生姜醤”は簡単に出来るうえ、なすなどの野菜だけでなく、肉や魚など、あらゆる料理に使えるそう。

では、作ってみましょう。

プロ直伝「生姜香るさっぱり焼きナス」の材料と作り方



【材料】2~3人分

なす…3本
青じそ…適量
太白胡麻油…適量
しょうゆ…少々

◆生姜醤
しょうが…100g
太白胡麻油orサラダ油…150g
塩…小さじ1

今回は、分量を半分にして作ります。なすは小さめサイズだったので2本使用。

生姜醤は、この料理一皿分ではなく、ちょっと多めに出来るようです。生姜醤は冷ました後、煮沸した瓶に詰めて冷蔵庫で保存すれば、1週間~10日間ほどもつとのこと。

ちなみに太白胡麻油とは、脇屋シェフがよく使う油。ゴマ油特有の香りがなく、ゴマ本来のコクと旨味が特徴のゴマ油です。

【作り方】
1. しょうがの皮を剥いて、すりおろします。

今回、半分の分量の50gですが、けっこうな量。





油をフライパンに入れて火にかけ、180℃くらいまで加熱します。うっすら煙が出てくる程度まで、温めましょう。

2. 器におろしたしょうがと塩を入れて、よく混ぜ合わせます。

そこに1で熱した油を少しずつ加えて、混ぜます。



熱々の油を入れると、しょうがの香りがぶわ~っと立つかと思いきや…期待していたほど立たず。ふわっと香る程度でした(笑)。



これで生姜醤の出来上がり。とっても簡単。



3. なすは、7~8mm厚さに切ります。

4. フライパンになすを入れ、生姜醤(適量)を加え、油を回し入れてフタをし、蒸し焼きにします。フライパンは生姜醤を作るときに油を温めたフライパンを、そのまま使用。



途中で上下を返しながら、焼き色がつくまで3分ほど焼きます。



5. お皿になすを盛りつけ、しょうゆと生姜醤(適量)をかけ、ちぎった青じそをたっぷり散らして出来上がり。





調理時間は10分。とっても簡単に出来ました。

普通の焼きなすのときとほぼ同じ、なすとしょうがと青じそという超シンプルな材料ながら、生姜醤と青じそを散らすことで、ちょっとおしゃれな一品に見えます。さすが、プロ。



では、生姜醤をたっぷりつけて、いただきます!



おいしい!生姜醤にすることで、しょうががまろやかになるんですね。香りは、生のしょうがをすりおろした時ほど強くなく、香りも味も辛味も、とにかくまろやか。甘味も感じます。辛味は時間差で、後からじんわりやって来る感じ。



確かに、この生姜醤は料理を選ばず、肉や魚、何にでも合いそうです。酢を加えて、サラダのドレッシングにするのもアリかも。

主役の焼きなすは、とろっとして、甘味もしっかり引き出されています。



すりおろした生のしょうがとはまた違った、なすと生姜醤の相性。しょうがのまろやかさと油の旨味が、なすの甘味をより濃厚にしてくれる感じ。そして、生姜醤の塩味が、キリッと味を引き締めてくれます。そこに青じその清涼感が加わり、さっぱりしつつもコクのある焼きなすです

脇屋シェフの「生姜香るさっぱり焼きナス」は、見た目も味もおしゃれに仕上がる、ワンランク上の焼きなすレシピでした。食欲がなくても食べられるおいしさです。作ってみてはいかがでしょう。

元記事で読む
の記事をもっとみる