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鞘師里保、シーズン2決定に「うそーん!!」前回の衝撃を超える驚きのめんつゆ時短レシピが爆誕<めんつゆひとり飯2>

  • 2024.8.25
ズボラOL・面堂露を演じる鞘師里保 撮影=鈴木康道
ズボラOL・面堂露を演じる鞘師里保 撮影=鈴木康道

【写真】笑顔でピースをする鞘師里保ら「めんつゆひとり飯」シーズン2の出演者たち

モーニング娘。の卒業後、ソロアーティスト、俳優として新しい挑戦を続けている鞘師里保。10月2日(水)夜11時からは初主演ドラマとなった「めんつゆひとり飯」のシーズン2が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて放送を開始する。“めんつゆ”を活用した超簡単時短レシピとズボラOL・面堂露役の鞘師の演技が評判だった本作。役作りの狙いとともに、俳優業における夢を語ってくれた。

初めての主演ドラマ。シーズン2の制作決定に「うそーん!!」

――シーズン1は鞘師さんにとって初めての主演ドラマでした。振り返って思い出されることはありますか?

一番はドラマを見ていただいていた方への気持ちですね。働かれている方、学校に通われている方とか、毎日を忙しくされている皆さんの心をほっこりほぐす時間になったらいいなって。ちょっと笑える要素があったり、おふざけしたり、楽しんで見てもらえるようにみんなで工夫しながら撮影していました。

撮影中はドラマのテーマについて結構考えました。このドラマはめんつゆを使った簡単時短料理をフォーカスしつつ、「便利なものを使って賢く生きよう」ということがテーマになっているんですよね。そうしたところでめんつゆのアイデアレシピを楽しんでもらいつつ、露にはお話の目的をしっかり伝える役割があるんだと。その心構えはいつも忘れないようにしていました。

――シーズン2の制作決定を聞いたときはどんな反応でしたか?

「うそーん!!」って(笑)。自分が参加しているドラマがシリーズになっていくというのが驚きでしたし、それが自分が主人公を演じているドラマだというのでなおさらびっくりでした。毎日の撮影もとても楽しかった作品なので、共演者の皆さんとまた会えるという喜びもありましたし、驚きと、その後にじわじわとうれしさが込み上げてきました。

自分と重なる部分を見つけて、自然体のお芝居を

――演じる露には鞘師さんの素が出ているように見えたのですが、ご自身ではどんな感覚で露を演じられていましたか?

役柄的に喜怒哀楽はちょっと大げさに表現しています。もちろん、ここは騒ごう、ここは丁寧に会話しようなどの細かい段取りは監督や共演者の皆さんと話して決めてはいましたが、私自身が露との共通点を見つけて演じたら、それはそれで鞘師里保としても楽しんでいる雰囲気が面白く出るんじゃないのかなと。

あまり練りすぎず、動くのも喋るのも自然体でいることを意識していたので、そういう意味では素のように感じてもらい、見ていただけたんじゃないのかなと思います。

――解釈の部分では、露をどう捉えていますか?

露は生活だけを見ていると、面倒くさがりで、できる限り少ない手数で物事を済ませようとする、一見怠惰な人間という印象になると思います。でも、実際は効率よく行動するためにいろいろな工夫をしているんですよね。部屋の掃除にしても掃除機を使うのではなくて、お掃除スリッパで掃除しながら両手でも掃除をしていたり。めんつゆで時短料理をしているのも賢く生きている結果なんだと思います。

私も家の中は掃除が大変にならないように整理整頓をして、物をたくさん持ちすぎないようにしているし、収納に困らないように、物を買うときは慎重に考えて、あとで面倒な負担にならないように先手で行動することが多いです。そこは露と似ている部分だと思いますし、せりふやしぐさとか、時にはぐだーってしているところもそんなに自分と変わらないかなって(笑)。そういう自分と露の共通点を線でつなげていって、あとは楽しく演じることを心掛けました。

シーズン1を超える感動のめんつゆレシピが続々登場

――鞘師さんも上京してからの一人暮らしでは自炊に苦労したとお話されています。撮影の中、露の時短レシピは体験してみてどうでしたか?

とても、便利ですね!すごくおいしいですし。シーズン1で20品以上のレシピが出てきたのに、シーズン2でまた違うレシピが出てきて。まだまだこんなに簡単でおいしいめんつゆレシピがあるんだって、新鮮に感動しながら撮影しています。

――覚えたレシピを自宅で作られたりは?

今回のレシピではまだ自炊はしていませんが、前回は家に帰った後に「チーズのめんつゆ漬け」を作りました。

――あれはおいしそうでしたね。

本当に漬けるだけでできてしまうんですよね。お酒のおつまみにとても良かったです(笑)。あとは「夏野菜のめんつゆマリネ」も。一人暮らしの自炊って、お野菜が抜けがちじゃないですか。でもこれだとお野菜もたくさん摂れて、健康にもいいですね。刻んでめんつゆで揉むだけなので、ささーっと作れるのも一人暮らしに向いています。

――シーズン2でどんなレシピが出るのか、視聴者の皆さんが楽しみにしているところです。前回の衝撃を超えるレシピはありましたか?

「カニカマ天津飯」ですね! 天津飯って凝った料理で、お店で食べるメニューだと思っていたので、それがめんつゆで作れるなんて感動的でした。しかもお店の味。あとは、「みたらしもち」の“みたらし”をめんつゆで作る回があって、スイーツ好きの方は楽しみにしていてほしいですね。めんつゆというと和食のイメージになると思いますが、それであれば和のスイーツはたしかにいけますよね。そのアイデアに衝撃を受けました。

ダンスだけではない新しい音楽の形と芝居での“夢”

――露は「楽でいい。楽がいい。楽しかしたくない」というポリシーを持っています。鞘師さんは仕事や生活面においてどんなポリシーを持たれていますか?

仕事のポリシーでいうと、「健康でいること」。食事や体調管理もそうですし、一番は質のいい睡眠をしっかり取ることを意識しています。私、小さいころからそうなんですが、しっかり寝ないと本当に頭が働かないんですよ。昔、無理して頑張ったときにやっぱり仕事のパフォーマンスが落ちてしまって、睡眠は大事だなと痛感しました。

――最近はドラマ出演が続いていますが、今後、音楽との両立をどのように考えていますか?

ライブの話でいうと、昨年からDJとセッションしたり、ダンスは一切なしで生バンドとステージを作ったりというのをしています。それまでの私はまずダンスありき。自分の一番のストロングポイントを封印するという“あり得ない形”でのライブですが、すごく楽しくていいチャレンジになっています。今後もそういう新しい形のライブを探していければいいなと思っています。

お芝居の方は一つ夢があって、例えば街で声を掛けられたときに、“鞘師里保”ではなくて、役名で呼ばれてみたいです。私を覚えてもらうというよりも、演じた役の人物として覚えてもらいたいんです。いつも応援してくださる方から、「面堂露よかったよ」とか言ってもらえるのはもちろんうれしいし励みになりますが、役としての私を知っている人が増えてくれたら幸せだなって思います。そのためのお芝居の活動ができたらいいですね。

――「めんつゆひとり飯」シーズン2の放送に向けて、ファンにメッセージをお願いします。

シリーズ1から登場人物が増えるので、人間ドラマの部分はずいぶん賑やかになると思います。十越いりこさん(山口まゆ)、保ヶ辺勉さん(加治将樹)をはじめ、前作からのメンバーとはさらに仲が深まって、その空気感は掛け合いにすごく出ていると感じます。楽しさは間違いなく増しているし、便利でおいしいめんつゆレシピがまたたくさん出てくるので、これを機に作り方を一緒に覚えてみてください。一人暮らしの方だけでなく、家族や友人に振る舞えば、きっと喜んでもらえるんじゃないのかなと思います。

◆取材・文=鈴木康道

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