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初デートは「部活の先輩を誘って…」美人秘書のほろ酔いな素顔とは?

  • 2024.8.25

有名大学のミスコン出場者は一様に才色兼備、華やかなオーラを放っている。

そんな彼女たちは社会に出て、どんな生活を送っているのだろうか?気になる質問をぶつけてみた。

今回は、上智大学の「ミスソフィア2015」のファイナリストに選ばれ、現在は大手企業で秘書として働く伊藤渚(いとう・なぎさ)さんが登場。

「働く女性を応援する」をコンセプトに掲げる目黒のモダンアジアン『SHE meguro』でお話を伺った!

▶前回:「1日50時間あれば…」社会人1年目、モデル・PRとして活躍する美女の“等身大の野望”とは?


撮影/小川健 取材・文/山口昭子

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伊藤渚(いとう・なぎさ)さん、30歳。千葉県出身。上智大学文学部を卒業。在学中に「ミスソフィアコンテスト2015」の候補者に選ばれ、現在は読者モデルとしても活動。

新卒で化粧品会社に就職し、現在は転職して大手企業で秘書として働く。よく行くエリアは中目黒、恵比寿。自分の性格をひと言で表すと「献身タイプ」。

美女が体験してきたグルメやデートエピソード【Q&A】!
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Q.現在の職業は?


秘書をしています。新卒で入った会社から秘書業務に携わってきて、今は転職して6年目です。

Q.お仕事の内容は?


社内の打ち合わせスケジュールの調整や、社外の方とのアポイント取り、会食するお店の予約だったり、先方にお渡しする手土産を買いに行ったりとか。

秘書のお仕事が好きで、とてもやりがいを感じています。

Q.もともと秘書希望だったのですか?


いえ、学生の頃はまったく想像していませんでした。新卒で入った化粧品会社で秘書部に配属されて、それがきっかけで今に至ります。

新卒1年目のときは、商品開発や営業をバリバリしたいなと思い総合職で入ったので、少し複雑な気持ちはありました。

でも与えられたことに関しては真剣にやるタイプではあるので、そこから自分のキャリアがスタートしたという感じですね。

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Q.仕事をするうえでのモチベーションは?


すべてが自分に返ってくる、身につくということが一番のモチベーション。秘書のお仕事は、自分自身の立ち振る舞いにつながると思うんです。

例えばメールで打つ文章も、今は役員を担当しているので“会社の顔”として言葉を選んで送ることを大切にしていて。

それをお仕事としてやっていると、プライベートや普段の生活でもマナーや品格に意識が向くようになりますし、自分自身も成長できるのかなと思うと頑張れます。

Q.社会人になってからの挫折や大変だったことは何ですか?


スケジュールやご意向を人の間に入って調整・お伝えするため、第一としてミスがないように常に神経を尖らせなくてはいけません。またニュアンスが変わらないように忠実に、でも臨機応変に対応することがとても大変だなと感じています。

なので土日もずっと心配で仕方ないんですよ。接待ゴルフの予定が入っていたりすると、私がお土産や配車の手配をするので、ちゃんと予定どおりに進んでいるかなと心が休まらなくて…。

特に秘書1年目は夢の中でミスをして焦ったり。ずっと予定調整をしていて「うまくはまった、やった!」と思って起きたら「夢か…」みたいな(笑)。そんな日々が続きました。

でもミスのないように…と思い詰めるより、一つひとつ丁寧に対応すれば自然と周りが見えるようになることを学び、何事もうまくいくと思えるようになりました。

Q.人生の中で足りていないと感じるものは?


こだわり。もう少し自分のこだわりや主張ができるようになりたいと思っています。

例えばデートで「どこ行きたい?何食べたい?」と聞かれても、私は好き嫌いもあまりないので「なんでもいいよ」と言うことが多いんです。

恋愛においても、向き合うことができればどんな人とでもうまくやっていけるタイプなので、もう少し「こういう人が好き」「自分はこうなりたい」という芯を持ちたいなと思います。

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Q.その中でも「これは譲れない」という異性のタイプはありますか?


リスペクトし合えることは、すごく大事だなと最近思いました。

秘書はあまり男性がやるお仕事ではないので理解しづらいみたいで。以前男性に「そんな毎日同じことをして楽しいの?」と言われたときは、すごく悲しくなりました。

なので人の気持ちを大切にできる、誠実な人がいいなと思います。

Q.初デートの思い出はありますか?


大学1年生のときに先輩を誘って水族館に行き、写真を撮りたいと勇気を出して言ったこと。

当時マネージャーをしていた部活の先輩を好きになって誘いました。大学生にもなってあれですけど、すっごく緊張しましたね(笑)。

Q.今までで一番贅沢だったデートは?


ランチをして帝国劇場でミュージカルを鑑賞し、感想を言い合いながらのディナー。

私の好きなことを組み込んでくれた1日で贅沢に感じました。

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Q.男性にされて嬉しかったこと、嫌だったことは?


嬉しかったことは、私のことを知ろうとしてくれること。恋愛のことだけじゃなく、幼少期や仕事のことを聞いてくれたり。興味を持って理解したいと思ってくれる気持ちが嬉しいです。

嫌だったことは遅刻されてしまい、予定どおりに過ごせなかったこと。

Q.デートにおすすめのレストランは?


恵比寿にある『創和堂』。落ち着いた雰囲気で、大人のデートができるかなと思います。

土鍋ごはんは季節によって食材が変わるので何回行っても楽しめますし、蓋を開けたときの幸せな気持ちは格別です。

『創和堂』の主役である広い変形カウンターは、どの席に座っても他席のゲストと視線がぶつからない設計に。ふたりの世界に没頭できる


Q.思い出のレストランはありますか?


広尾の『アッピア』です。お世話になっている会社の上司のみなさんに、ステップアップテストの合格のお祝いで連れていってもらいました。

普段はなかなか行けるようなレストランではないので、お祝いしてくださって感激しました。

Q.行ってよかったラグジュアリーホテルのレストランやバーは?


先日夜に「麻布台ヒルズ」にあるホテル「ジャヌ東京」へ行きました。東京タワーが見えるラグジュアリーな空間で、まさに“東京カレンダーの世界”だなあと(笑)。

レストランで食事したあと『ジャヌ バー』にも行って、そこで友達が蟻をモチーフにしたカクテルを頼んでいたのが印象的です。ひねりの利いたメニューで話題性もたっぷり!

Q.普段よく行くレストランは?


中目黒にある『nuit(ニュイ)』。ワインの種類が豊富で、好みを伝えるとおすすめを出してくれます。

最近はナチュラルワインにハマっていて、2人で行ったら赤・白2本は飲んじゃいます。

センスを醸すビストロ『nuit』。外観はブラウンのタイル貼り。店名のプレートも控えめで落ち着きを感じさせる


\撮影の日はオレンジワインを/

カリフォルニア産のオレンジワイン


『SHE meguro』では、自然派からクラシックまで、泡・白・オレンジ・ロゼ・赤の幅広いワインがそろう(グラスワイン/¥1,100~1,400)。

Q.今日のお食事はどうでしたか?


餃子ペアリングのワインがとても美味しかったです!最近とくに中華やエスニックとオレンジワインの組み合わせが好きで、餃子との相性も抜群でした。

「美味しくて止まらない!」とパクパク…あっという間に完食!


実は『SHE meguro』はずっと気になっていたお店なので、今日来られて嬉しいです♡

ホタテとナスとズッキーニをたねに練り込んだ冷製水餃子は、夏にぴったりの一品


Q.外見のチャームポイントとコンプレックスは?


チャームポイントは目。コンプレックスは156cmと低身長なところ。

Q.現在は読者モデルとしても活躍されていますが始めたきっかけは?


コロナ禍で趣味などがまったくできなかったときに、Instagramで某女性ファッション誌の読者モデル募集の告知を見て応募しました。27~28歳のときですね。

Q.オーディションを受けたんですか?


はい。そのときは3,000人くらいの応募があったそうで、私は書類で応募して、面接を受けに行きました。

Q.モデル業を始めて生活に変化は?


撮影でメイクをしてもらい、洋服をコーディネートしてもらうと美容やファッションの意識も高まって、普段のお買い物やスキンケアもすごく楽しくなりました。

あと幼少期を少し思い出しました。私は5歳からダンスやミュージカルを習い始めて、子役として舞台に立っていたことがあるので、読者モデルの活動を通して“表現する楽しさ”をまた感じています。

Q.なぜミュージカルを選んだんですか?


両親は教師なんですが、母が観劇が好きで。小さい頃からよくミュージカルを観に連れていってもらって、そこから自分も舞台に立ちたいと思うようになりました。

Q.ちなみに上智大学でミスコンに挑戦したきっかけは?


実行委員の方に声をかけていただきました。私は大学4年生のときに出場したので、就活の時期と重なり大変だったこともありますが、一緒に活動した候補者との深い絆ができたことは大きな財産になりました。

今も定期的に会うんですよ。それぞれに結婚したりしてライフステージは変わりましたが、集まると昔に戻ったような感覚になります。

お子さんを連れてくる子もいて、いろいろな話を聞くことで大学時代とは違う刺激を感じています。

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Q.結婚願望はありますか?


あります。最近までは、仕事に打ち込んでひとりで生きるのもいいかなと思っていたんです。でもミスコンのメンバーの結婚式で集まったときにウエディングドレス姿を見て、やっぱり結婚っていいなあと思いました。

そろそろ婚活を考えてみようかな……。積極的に動こうと思っています!

Q.30代のうちにやりたいことは?


30代は、自分を認めてあげることに注力したいです。20代は社会人になって、ひたすら秘書として勉強の毎日、プライベートでは周囲の環境がガラッと変わりました。

自分はダメだな、このままでいいのかなとヘコむときもありましたが、それを経てひとつ、ふたつとステップアップできたのだ、と思えるようにしたいです。

Q.具体的にやりたいこと、目指している女性像はありますか?


それがあまり思いつかなくて。30歳になった今、このままの自分でいいかなと思うようになったんです。

今までは美容を頑張って、憧れのモデルさんや女優さんに近づきたいと思った時期もありましたが、誰かを必死に追いかけるのではなく、自分が一番いい状態を目指したい。

振り返ると28~29歳のときは苦しくて、訳もわからず泣いたりしていたんですよね。

でも30歳になったら、肩の荷がふっと下りて。私には私のできることがある、自分のいいところを見つけようと前向きな姿勢に変わっていきました。

Q.これでまでの人生で一番影響を受けた人は?


子役時代の仲間です。共に舞台に立った仲間からは、これ以上ないくらいの多くの刺激を受けました。

そこから人をリスペクトすることが自然とできるようになりましたし、自分のスタイルを見つけることもできた。その経験は社会人、読者モデルとしての活動に生きていると感じます。

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Q.人生を充実させるために必要だと思うことは?


芸術に触れること。幼少期からミュージカルが身近にあったので、今でもお休みの日にはミュージカルを観に行きます。

私は三姉妹の長女で、真ん中の妹は舞台女優をやっているので、先日は妹が出演している舞台を観に行きました。

目の前で繰り広げられる物語からは、普段の生活では得ることのできない喜びや悲しみ、感動を味わうことができます。そして何より舞台は生ものなので、人から発せられる声にはものすごいパワーがある。

それを目の当たりにして自分に問いかけ、こう生きたいなど人生のきっかけにすることも多いです。

Q.これからの夢や目標は?


まずは一人前の秘書になれるように頑張りたいです。私はまだ後輩がいないのですが、これから後輩ができたときに、指導できるような人間になりたいなと思います。

読者モデルの活動もすごく楽しくやらせてもらっているので、オフィスでカタカタやるお仕事も頑張りつつ、また違う表現のお仕事も楽しんでやっていけたらいいな。

Q.今日のファッションのポイントは?


「グレースコンチネンタル」のワンピースを主役にしました。

チュールが層になっていて透け感がありつつ、丈がしっかりとあるので大人でも着られる一着です。

「シャネル」のチェーンバッグは母のものを共用


靴は「フェラガモ」。デートのときや休日はお気に入りの靴を履きたくなりますね。

ネックレスとブレスレットは「ヴァン クリーフ&アーペル」


今まで高価なジュエリーは購入したことがなったのですが、最近初めてセットで購入しました。

Q.バッグの中身は?


「コスメデコルテ」のリップ美容液(❶)は、さらっとしたつけ心地で唇の縦ジワをオフ。

ディオールの「マキシマイザー009」(❷)は唇をふっくらさせつつ、同時に色がつくので便利です。

「フェイラー」のハンカチは大人が持っても素敵な可愛さ。色々な柄があるが、いちごが一番のお気に入り


「クレ・ド・ポー ボーテ」のクッションファンデ(❸)はツヤ感を保ちつつ、ナチュラルにカバーしてくれるのでお気に入り。お直しはエレガンスの「ラ プードル」(➍)。ファンデのツヤは消さずに毛穴はしっかりカバー。

ヘアクリップは「アレクサンドル ドゥ パリ」(❺)。シンプルデザインで合わせやすく、ハーフアップする用に持ち歩いています。

美女をお連れしたお店はこちら! 『SHE meguro』@目黒


「多忙な共働き夫婦や働く女性を応援したい」というオーナー夫妻の想いを元に誕生した『SHE meguro』。

その名のとおり、流行に敏感な女性が集う場所として目黒で愛される一軒だ。

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料理は「餃子とモダンアジアン」がコンセプト。自然派ワインやクラフトビールと共にゆったりとした時間を過ごすことができる。

ディナーで訪れたら20種類以上のメニューから自由に5品を選べる「餃子&モダンアジアンのプリフィックススタイル」コース(¥3,980~)を。

「7種の餃子食べ比べ」


同店のシグネチャー料理「7種の餃子食べ比べ」。

水餃子・特製・ちょい辛・季節・肉肉・冷製・揚げを1つずつ味比べできるから“美味しいものちょっとずつたくさん食べたい”という女性にもぴったり。ニラとにんにくは不使用というのも憎いポイントだ。

「マグロのソテー 和風バターソース」


新鮮なマグロの旨みを引き出す、少し甘めでコクのある和風ソースがベストマッチ!

陶芸家でもあるオーナー夫人の作品が並ぶ店内は、ナチュラルでハイセンスな空間。器はその場で購入することも可能だ


世界中を旅してきたオーナー夫妻が、空間設計から料理の器までビル一棟を丸ごとプロデュースする。

現在は1階の同店と3階のワインバーを展開中だが、2階と4階にはどんな空間が誕生するのか楽しみに期待したい。

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女性同士で訪れるのはもちろん、肩肘張らない空間が広がるからデートで女性を誘いやすい!

感度高き大人が集う街・目黒に行くならば、『SHE meguro』で上質な時間を過ごすのが正解だ。

■店舗概要
店名:SHE meguro
住所:品川区上大崎4-5-31
TEL:03-6303-9441
営業時間:ランチ 11:30~15:00
ディナー 17:30~(LO22:00)
定休日:月曜、火曜(ランチは定休日なし)
席数:テーブル26席、カウンター6席

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