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【京都秘境】唯一無二の絶景! 癒しの紫のじゅうたん「北山友禅菊」鑑賞ツアーに参加してきました♪

  • 2024.8.24

京都市の最北端、左京区久多の北山友禅菊を鑑賞するツアーに参加してきました。北山友禅菊の様子、ツアーの行程など、写真と共に紹介します。(7月末撮影)

紫のじゅうたんに癒される

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京都市の最北端、左京区久多地区。毎年夏に、紫のじゅうたんのような「北山友禅菊」が見頃になると、その美しさが話題になります。

北山友禅菊鑑賞のツアーに参加

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一度見てみたい…でも遠い。。。アクセスを調べて諦めていましたが、こちらのツアーに出会いました。早速申し込んで、参加しました。(7月末のツアー)
「ナオミブルーに魅了され・・・今年もやります! 「とっておきの京都」 久多の夏を彩る魅惑の”北山友禅菊”と おたのしみ山菜御膳♪」

https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=8203

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ツアーの内容は、こんな感じです。

京都駅八条口→里の駅大原→北山友禅菊鑑賞→久多の宿 久乃家(昼食)→志古淵神社参拝→天然記念物 久多の大杉→土井志ば漬本舗大原総本店→京都駅八条口解散

ツアーは久多付近の離合困難を考慮して、ジャンボタクシーかマイクロバスで対応されています。

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ツアーにはガイドさんが同行されていたので、スムーズにツアーが進みました。明るいガイドさんで、久多をはじめ、行く先々を詳しくガイドしてくださったので、旅がより楽しくなりました。暑い日だったので、なるべく涼しく過ごせるように配慮してくださったのも有難かったです。

里の駅大原

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休憩とお買い物などに、里の駅大原へ立ち寄りました。

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里の駅大原は、大原と近郊の新鮮野菜などを販売されています。土日は屋台や、日曜日は朝市も開催されているようです。

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平日だったので、お野菜などが少なかったそうですが、十分充実していました。色々と買いそうになりましたが、移動を考えて諦めていました。後からバスに荷物が置けると知り、何か買えばよかったと後悔。。。でも大原の卵を使用したシフォンケーキは購入しました。とっても美味しかったです。

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大原より国道を北上、大原も自然豊かですが、車窓から山間の緑を見ながら久多へ。梅の木辺りで西へ曲がりますが、久多に近づくにつれて、道が狭い箇所が何箇所かあり、離合困難な所がありました。やはり大型バスでの対応は難しいかもしれませんね。

北山友禅菊鑑賞園

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大原から40分ほどバスに揺られ、「北山友禅菊」の鑑賞園へ到着しました!「北山友禅菊」は、久多地区で自生していた野生菊の中から、特に強くて栽培しやすく、色の鮮やかなものを選び、平成9年から栽培されています。

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鑑賞園の北山友禅菊は、ちょうど見頃で、とても美しかったです。紫のじゅうたんと茅葺屋根の風情ある風景が楽しめました!
ここでしか見れない絶景…見る事が出来て感慨ひとしおでした。

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ツアーでは、生産農家さんのお話が10分程、自由散策が30分でした。生産者さんのお話が中々面白くて、近年SNSで有名になり、遠方からもたくさんの方が来られるようになったと嬉しそうに仰っていました。
撮影メインでの参加者は、多分私だけ?(笑)暑さの余り、皆さん早々にバスへ戻られていましたが、私はギリギリまで撮影していました。
鑑賞園は、入園料500円(10本摘み取り付)ですが、ツアーでは料金に含まれていました。

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鑑賞園では、いくつか友禅菊の畑があり、段階的に見頃になるように、植えておられる印象でした。公式FBの情報を拝見すると、今年は8月3日頃ピークを過ぎ、8月10日より無料開放、8月15日鑑賞園終了となったようです。

食べ切れるか?心配した美味しい山菜御膳

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北山友禅菊鑑賞園を後にして、近くですが、暑いのでバスで移動して、昼食の場所へ。駐車場から川を渡るアトラクション的な手すりのない橋(笑)
歩くと特有の振動がして、ちょっと怖いけど楽しめました(笑)

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お昼をいただくのは、久多の宿 久乃屋さん。
築200年ほどの古民家で、一日一組の宿泊者を受け入れる民宿もされています。

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【昼食メニュー】
・地鶏の釜飯・蕨の海苔巻き・ナスの山椒みそ・鹿肉の生姜煮
・蕨ときゅうりとキクラゲ(自家製キクラゲ使用)
・天ぷら(蕨、かぼちゃ・みょうが・ししとう・よもぎ)
・鹿肉のたたき・とち餅の揚げ出し・蕨の山掛けそば
・アマゴの塩焼き
・ミョウガの花とわらびとかまぼこのお吸い物
・ミニトマトのゼリー他

何品出てくるのー?って言う位の豪華な昼食!食べ切れるか?心配でしたが、全て美味しくて、食べ切れました(笑)地元の食材や、自家製の材料を多く使用されているようです。
特に地鶏の釜飯が美味しくて、あまごも山菜も期待通りの美味しさ、ジビエも臭みなくて美味しくて、トマトのデザートも珍しくて美味しくいただけました。
(メニューは聞き取り間違いがあるかもです)

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久乃家さんでの昼食が終わり、縁側でホッと一息。涼しい風が通り抜けて居ました。囲炉裏があったり、そばに清流が流れていたり、宿泊してもゆっくりと過ごせそうでした。女将さんが笑顔で見送ってくれたのが、印象的でした。

志古淵神社

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久多に鎮座する志古淵神社です。延暦12年(793年)に建立、その後荒廃し、文安2年(1445年)修築、更に寛文12年(1672年)に再建し、現在に至る歴史ある神社です。
昭和59年に、京都市指定有形文化財に指定されました。

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歴史を感じる建造物の数々に感銘を受けました。修復のご意向がある感じでしたが、古き良き雰囲気がジブリのようで素敵でした。

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毎年8月24日に奉納される風流踊、花笠踊に使われる花笠です。
花笠踊は、平成9年に、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
花笠は繊細で可愛くて、一度花笠踊を拝見してみたいです。ツアーをやってくれないかなあ?(笑)

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志古渕神社「花笠踊」の御朱印です(500円)

天然記念物 久多の大杉

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昭和62年に京都市天然記念物となった大杉です。大川社の境内にそびえ立っています。

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樹高は40m近くあり、1本杉を巻き込んでいて、8mほど完全にくっついているようです。貴船神社の相生の杉のようで、縁起が良さそうですね!

土井志ば漬本舗大原総本店

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久多をあとにして、大原まで戻ってきました。土井志ば漬け本舗で、休憩やお土産購入に立ち寄りました。

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しば漬けと言えば、赤しそが使われていますが、店舗奥に「志季彩の道」として、赤しそ畑を見学出来ます。
なんとそこで、どこでもドアを発見!ドアを開けると、赤しそ畑になってなかなか面白かったです。ドアは昨年設置、菜の花の季節も楽しめるそうで、一度見てみたいです。

最後に

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バスを降りる時に、お土産の北山友禅菊をいただきました。自宅に持ち帰り、数日間楽しめました。

今回は北山友禅菊のツアーを紹介しました。

ツアー代金は少し高めですが、参加して良かったです。交通機関でのアクセスが厳しいですが、地下鉄国際会館からタクシーで一万円以上かけて来られる方がおられると聞き、豪華な食事付きで、北山友禅菊まで連れて行ってもらえるツアーは有り難かったです。鑑賞の方メインのツアーなので、北山友禅菊での時間がもう少し欲しいところですが、カメラマンのツアーを企画してもらえたら更に嬉しいなあと思いました。久しぶりにツアーに参加しましたが、参加者さんとの交流もあり、思い出になるツアーとなり、楽しかったです!

スポット情報

スポット名:北山友禅菊
住所:京都市左京区久多宮の町
関連ページ:https://kitayamayuzengiku.wixsite.com/kitayamayuzengiku/information

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