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【枝豆は茹でるな】ぎゅぎゅっと濃ゆ~い味になる「枝豆の加熱方法」試してみた!確かに“枝豆感”が強い!

  • 2024.8.25

管理栄養士のともゆみです。枝豆の調理法というと鍋で茹でるのが一般的ですが、夕方のニュース番組『スーパーJチャンネル』では、枝豆は茹でずにある方法で加熱すると味が濃くておいしくなると放送していました。その調理法で作った枝豆を番組のアナウンサーが試食すると「枝豆感が強い」と表現していましたよ。本当にそのような枝豆の味になるのでしょうか?試してみたいと思います。



平日の夕方放送しているテレビ朝日系列『スーパーJチャンネル』で、枝豆を茹でずにおいしく調理する方法を紹介していました。ぐっと味の濃い枝豆にする方法とは?

それは、茹でずに「蒸し焼き」にすること。
蒸し焼きにすることで、茹でるよりも豆の味が濃く、ぎゅっと凝縮されたようになります。
他にもポイントがあるので作っていきたいと思います。

「枝豆の蒸し焼き」を作ってみた!

【作り方】
1. フライパンに洗った枝豆を入れます。



2.
枝豆が半分くらい浸かる程度の水を入れます。水分がなくなるまで加熱するので、気持ち少なめでいいと思います。



3.
フタを少しずらし、中火で5分加熱します。フタの隙間を少しあけることで、余分な蒸気を逃します。それによって水っぽくなるのを防ぎ、香りを引き立たせます。



4. 水がなくなったら火を止め、冷まします。ちょうど5分ほどでなくなりました。水分が抜けて味と香りの成分が残り、味が濃くなるんじゃないかということです。





5.
塩(適量)を振って完成です。



確かに枝豆感が強い!



ではいただきます。あ~、確かに枝豆感が強いです。香りも強いですね。普段食べているより硬めの仕上がりですが、ほくほくしていて枝豆独特の風味が濃く感じます。番組の説明通り水分が抜けて凝縮された感じですね。

枝豆の成分

大豆の未熟果である枝豆は豆と野菜、両方の栄養的特徴を持っています。畑の肉と言われる大豆と同様に体を作るたんぱく質が豊富です。さらに枝豆に含まれるレシチンは、神経伝達物質の合成を助けるため、記憶力や集中力を高める働きがあります。また、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンや、妊娠初期や貧血時には積極的に摂取したい造血作用のある葉酸、高い抗酸化作用がある大豆サポニンも含まれています。

枝豆は茹でるのではなく、蒸し焼きにすることで、香り、味ともに濃ゆい枝豆を堪能することができました。普段の水分の多い瑞々しいプリっとした枝豆もおいしいですが、こちらも味が凝縮していておいしかったです。ぜひ一度お試しくださいませ。

参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版

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