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ハワイ旅を通して感じることができた、私が旅をやめられない理由

  • 2024.8.25

「この前沖縄行ってたよね?で、金沢にも行ったの?先月ハワイ行ったばっかりだよね?え、いつ仕事してるの?」

ほんの数日前、知人に言われた言葉。

ついに私もそう思われるようになったか!と、旅好きとして嬉しく誇らしい気分になった。それと同時に、周りにいるクレイジーな旅人たちに毒されていることに気づいた。

もともと旅行は好きで、趣味と言えるのは旅行と飲酒くらいだった。しかし、今年に入ってから旅行熱が一気に加速している。

理由は旅好き達のコミュニティへ飛び込んだこと。

XやInstagramを開けば誰かしらが国内・海外へ飛んでいるのを目にし、「羨ましい!ずるい!私も行きたい!」という感情が湧いてきてしまう。

ハワイの観光名所、ドールプランテーションにて

クレイジーな旅好き達に毒されたとはいえ、元から旅が好きでなければ「私も旅に行きたい!」とまでは思わないのだろう。

なぜ私はこんなにも旅が好きで、やめられないのだろうか。

ふと思い浮かんだのは、2022年と2024年に行ったハワイ。

地元の友人達とのミーハー旅

2年程ハワイへの留学を経験し、ハワイは私にとって第二の故郷だと思っている。

留学から帰国した後すぐにコロナが大流行し、ハワイはおろか旅行自体行けていなかった。

しかし、コロナが落ち着きはじめた2022年に、やっと第二の故郷、ハワイへ帰ることに。

マノアにある緑の壁で有名なスターバックス

2022年のハワイ旅行では、2週間ほど滞在したのだが、前半の1週間は母と、入れ違いで地元の友人らが合流し、後半の1週間を共に行動した。

地元の友人達は1-2回しかハワイを訪れたことが無かったので、ド定番のミーハー旅になった。

VICTORIA’S SECRETでパンツを買い、アウラニでミッキーと写真を撮り、ハレイワでガーリックシュリンプを食べ、THE ハワイな観光が盛沢山だった。

コロナの流行により、海外に行けていなかったこともあり、日本を脱出できた開放感と、気心知れている友人達との騒がしくも愉快な思い出に溢れたハワイ旅行。

留学時の仲間との地味旅

そして、2年ぶりの今年2024年6月にもハワイへ帰ることに。

2年前と同じく2週間の滞在。

前半の1週間は母と、後半は友人らと行動。

2年前と違うのは、後半に合流した友人らは同じ期間にハワイ留学していた仲間だということ。

母との1週間は2年前とさほど変化は無かったが、後半の友人らと過ごした1週間が面白かった。

旅行の計画段階で、皆にどこへ行きたいのか聞くと、メジャーな場所が1つも出てこない。ホノルル警察の公式グッズショップへ行きたいとか、留学時によく食べていたアメリカ版さけるチーズをスーパーで買いたいとか。

笑えるほど地味な場所ばかり。

ココヘッド

もちろん、海やプールに入ったり、ワイキキでぶらぶら買い物もしたりしたが、旅のほとんどが留学時の思い出の場所を巡ることに費やされた。

住んでいた場所や、よく食べていたプレートランチのお店、通っていた学校や通学路など。

すごく、すごく地味なんだけど、「ここ自転車で上るのきつかったんだよなー。」とか、「この停留所でよくバスの運転手が休憩してたよなー。」とか、たわいのない、ささやかな思い出話がなんだか心地よくて面白かった。

旅に飽きることなんてない

ハレイワの街並み

定番ハワイの盛り合わせみたいなミーハー旅。

そして、住んでいたからこそ知っている、ささやかだけど思い出の詰まったハワイ帰省。

どちらが良かった悪かったではなく、同じ場所へ旅したのに一緒に行く人によって残る思い出がこんなにも変わるものなのか、と感じた。

「ああ、私は「人」と旅をするのが好きなんだ」と気づきをもらえた旅だった。

行ったことのない旅先へ行くことだけでなく、一緒に行く人が変わることで違った思い出になるから飽きることがない。

だから、旅がやめられないのだ、と。

All photos by Shindo

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