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まぶたを閉じたり開いたりするのも筋肉! 「目のグーパー運動」で目の周りも鍛えましょう

  • 2024.8.24
まぶたの筋肉がゆるんだしじみ目さんに「目のグーパー運動」 (C)戸城 紀子/KADOKAWA
まぶたの筋肉がゆるんだしじみ目さんに「目のグーパー運動」 (C)戸城 紀子/KADOKAWA

スペイン・バルセロナ在住のピラティストレーナーである戸城紀子(NORIKO)さん。彼女が発信・運営する動画チャンネルは、登録者数22万人を越すほどの注目を集めています。

戸城さんが教えてくれるのは、筋肉強化と姿勢改善を目指せる「ピラティス」。40代・50代の更年期世代が抱える、さまざまな不調や痛みを解消するための基本をご紹介します。

※本記事は戸城 紀子著の書籍『更年期世代の不調を取り去る 大人ピラティス』から一部抜粋・編集しました。

お悩み「目のたるみ」

■目のグーパー運動で目のまわりの筋肉を鍛える

おでこの骨を上げた後に、顔の筋肉、表情筋を鍛えましょう。まずは目のまわりから。まぶたを閉じたり開いたりするのも筋肉です。ということは、いくつからでも鍛えられる!

特に閉じる方の筋肉(眼輪筋)が衰えると、眼球のまわりの脂肪がせき止められなくなります。それがたるみを作り、目の疲れや頭痛といった症状に現れるので、この脂肪を取る手術をする方も結構多いですよね。

けれど、またしばらくすると脂肪は溜まります。だから、予防にも改善にも、目の筋トレがおすすめ。視力アップにも効果があるかも。

まぶたの筋肉がゆるんだしじみ目さんに 目のグーパー運動

おでこの筋肉は動かさず、まぶただけを使うようにすると、まぶたの表と裏側にある筋肉が鍛えられます。

おでこに手を添えて、目をぎゅっと閉じる (C)戸城 紀子/KADOKAWA
おでこに手を添えて、目をぎゅっと閉じる (C)戸城 紀子/KADOKAWA

おでこに手を添えて、目をぎゅっと閉じる。1秒くらい。

毎日1~3分。2か月くらい続けてみて!(戸城紀子さん)

目をぱっちり開く。1秒くらい (C)戸城 紀子/KADOKAWA
目をぱっちり開く。1秒くらい (C)戸城 紀子/KADOKAWA

目をぱっちり開く。1秒くらい。慣れたら速く。閉じて開いてグーパーグーパー。10回くらい。

NG

おでこにシワが寄るのは前頭筋を使いすぎ。

記事を参考にするときは

■準備するもの

1.ピラティスマット

硬い床の上で行うと膝や腰を痛める原因になるため、衝撃を吸収できるマットを使用。厚めのものがおすすめ。

2.服装

動きやすく体にフィットした伸縮性のある服装で。

3.その他

汗を拭くタオルや、水分補給のための水を用意する。

■注意事項

・妊娠中は頭を上げる腹筋、うつぶせの動きはしないでください。

・妊娠中、持病、ケガがある場合は、かかりつけ医師に相談して行ってください。

・痛みがある場合は、無理をして行わないようにしてください。

・紹介しているメソッドは、効果を絶対に保証するものではありません。ご自身の判断で行っていただきますようお願いいたします。

【著者プロフィール】

戸城紀子(NORIKO)

1972年生まれ。第一子出産後、骨盤のずれや長年の姿勢の悪さで体を痛めたのをきっかけにピラティスを始める。劇的に体が変化したことをきっかけに、舞台通訳からピラティス講師へと転向。ヤムナボールを使って体をほぐし骨格を改善し、ピラティスで筋肉強化と姿勢改善を行う指導を始める。動画配信チャンネル「NOBI by NORIKO」を運営。小学生と中学生の子どもを育てるシングルマザー。

著=戸城 紀子/『更年期世代の不調を取り去る 大人ピラティス』

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