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「傍目八目」「晦朔」「喋喋」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

  • 2024.8.24

今回の難読漢字は「傍目八目」「晦朔」「喋喋」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「傍目八目」

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「傍目八目」の読み方をご存じでしょうか?

素直に読むと「はためはちめ」ですが、もちろん間違いです。

日常的に耳にする言葉ではないので、全くわからないという方も多いかもしれません。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「傍目八目」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇〇」の7文字です

物事の当事者よりも、周りで見ている人の方が正確な判断ができるという意味

傍目八目でいうと、あのカップルは喧嘩ばかりしているわりに仲がいいよね

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「傍目八目」の読み方!正解は!?

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正解は「おかめはちもく」です!

「傍目八目(おかめはちもく)」とは、当事者よりも傍で見ている人の方が客観的な判断ができるという意味。

「傍目」は単体で読む場合はおかめではなく「はため」なので注意が必要です。

類義語としては「他人の正目」「灯台下暗し」「近くて見えぬは睫」などがあり、いずれも「身近なことは正確に判断するのが難しい」といった意味になります。

2問目はこの漢字!「晦朔」

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「晦朔」の読み方をご存じですか?

「晦」という字は「大晦日」で使う文字で、「朔」は果物の名前で見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

いったい何と読むのでしょうか?

「晦朔」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「○○さく」の4文字

音読みです

太陰暦と関係のある言葉です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「晦朔」の読み方、正解は・・・

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「かいさく」

です!

「晦」は「みそか」「つごもり」とも読み、月の最終日のことをさします。年の最後の月、つまり12月の最終日が「大晦」または「大晦日」と書いて「おおみそか」「おおつごもり」と言われるのです。

太陰暦では新月となる日が1日とされることから「朔(朔日)」は「ついたち」とも読み、月の始まりをさしています。

つまり「晦朔」は「みそかとついたち」のことであり、一ヶ月間をさす言葉でもあります。

「朝菌は晦朔を知らず」

「晦朔」を使った有名な故事成語に

「朝菌は晦朔を知らず」

があります。

「朝菌(ちょうきん)」は朝生えて晩には枯れるキノコのことで、寿命が短いものは晦日と朔日の区別もつけることができない、短命ではかないものの例えとされています。

もう一つ「狭い世界に生きる者は広大な世界を理解できない」という意味もあります。どちらの意味でも、生きる者のはかなさを感じる言葉ですね。

月の終わりや初めになったら「晦朔」という言葉と読み方を是非思い出してみてくださいね。

最後はこの漢字!「喋喋」

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「喋喋」の読み方をご存じですか?

「喋」は「しゃべ(る)」という使い方ではよく見かける漢字ですが、「しゃべしゃべ」とは読みません。

いったい何と読むのでしょうか?

「喋喋」の読み方のヒントはこちら

ひらがなで書くと「ち○○○○○」の6文字

音読みです

「蝶」と同じ読み方をします

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「喋喋」の読み方、正解は・・・

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「ちょうちょう」

です!

「喋」は「しゃべる」の他に「口数が多い」という意味があります。

「喋喋」は同じ漢字を重ねていることから「口数が多い」ということを強調しています。また、口数が多いことから「口が軽い」という意味も含んでいます。

つくりが同じ「蝶蝶(蝶々)」も同じ発音ですが、いずれも昔は「てふてふ」と表記していたそうです。

「喋喋喃喃」

「喋喋」という言葉は「喋喋喃喃」という四字熟語でよく使われます。「喃」という漢字は「喋」同様「しゃべる」という意味を持っています。「喃喃」は「小声でしゃべる」という意味があるため、「喋喋喃喃」は「ひそひそと小声で親しそうに話し合う」という意味の四字熟語になります。

小声で話すということから連想されたのか、「男女が仲睦まじく語る」という意味で使うこともあるそうです。

おしゃべりな人もそうでない人も「喋喋」の読み方を是非覚えてくださいね。

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