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純烈「ボタンを外してください」と迫られるドキッとした撮影も 『純烈写真集 2nd Love Story』発売記念イベントレポート

  • 2024.8.24

4人組のムード歌謡コーラスグループ・純烈が18日、東京・東京証券会館で写真集『純烈写真集 2nd Love Story』(イマジカインフォス)の発売記念イベントを開催した。21日の発売を控えた“フライングゲット”のチャンスとあり、会場には大勢のファンが駆けつけ、トークイベントでは絶えず笑い声が響いた。

■オープンカー、バーベキュー…自然体で沖縄を楽しんだ写真集の撮影

2022年末のオリジナルメンバー・小田井涼平の卒業から約1年8ヶ月、リーダーの酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太、そして、2025年3月末をもっての卒業を発表した岩永洋昭の4人からなる“新生”純烈の写真集は「おじ可愛い」を凝縮した1冊に。沖縄を舞台に「夢のウェディング旅行」をテーマとした撮影を敢行し、タキシード姿や水着姿、メンバー同士でほがらかにバーベキューを楽しむ姿など、ステージとは異なる4人の様々な表情を楽しめる。

イベント直前の会見で、写真集をきっかけに「沖縄に行けたってことが自分にとっては大きいかな」と喜ぶ酒井は、2022年10月発売の写真集『純烈写真集 STAND BY ME』(イマジカインフォス)を見た「ファンが喜んでくださっていたのもあったので」と出版の理由を振り返り、一言「家族を養うために」とも冗談まじりにつぶやき笑いを誘った。

メンバーそれぞれ、印象に残った撮影も回想。前作と同様に「けっこう脱いだりとかしているんですけれど」と語る白川は「メンバーみんなでオープンカーに乗って写真を撮らせていただいたんです。なかなかそういうシチュエーションがなかったので」と話し、笑みを浮かべた。

後上は「琉球ガラス」の工房で行われた撮影を振り返り「(ガラス細工を作る際に棒を)回しながらやってると、暑いし苦しいし。何回やっても、微調整が上手くいかないんですよ。撮影を忘れて真剣な顔をしてるんで、ぜひ見ていただきたい」と念押し。岩永は「みんなでバーベキューをして。海沿いで写真を撮ってたんですけど、あそこはプライベートでも行ってみたい」としみじみ語った。

酒井は「パンツ一丁」での撮影を回想。最初は服を着ていたものの、撮影が進むにつれて「ケツ出してるんですよ」と笑い、「カメラマンさんやスタッフさんがプロで。最初は『エリ持ってカッコつけてください』ってところからはじまって『ボタンを外してください』みたいなことをやってると、もう終わりには…」と当時の様子を鮮明に振り返った。

岩永の卒業にも話題が及び、酒井から「卒業写真集にもなってると思うんですけど」と振られた岩永は「本来なら1週間ぐらいじっくり、長く撮影できたら。楽しかったんで」と沖縄でのロケに思いを巡らせ、酒井は撮影当時に岩永の卒業は「決まってなかった」と明かした。

記者からは撮影に備えた体づくりの質問も飛び出し、酒井が「逆に(自分を)太らせました」と話すと、そばで笑う白川が「食べたいものを食べたいだけなんですよ」とフォロー。白川は「岩永より3つ年上なんですけども、ちょっと負けていられないなっていうことで、ファンの人たちにも喜んでもらえるように体を仕上げた」と語り、鍛え上げた肉体にメンバーが太鼓判を押した岩永は「心残りといえば、今ぐらいに(体が)焼けていたらよかったかな」と微笑んだ。

■笑い声の絶えなかったトークイベントではファンからの質問も

会見後には「8月21日発売直前純烈メンバー参加フライングゲットイベント『メンバーと一緒に(ハート)おじカワフェス』」と題したトークイベントと、ファンを見送る“タッチ会”が行われた。

司会者のアナウンスにより色とりどりのアロハシャツを着た純烈のメンバーが登場し、会場に響いたのは温かい拍手。酒井は、先頭の客席に座るファンを見ながら「ようこそ。普段と服が違うんですけど、純烈です」と話し、会場の心をグッとつかんだ。

スクリーンには、写真集からよりすぐった“17枚”のカットを次々と投影。1枚ずつ、投影された写真にまつわる思いをメンバー同士が笑顔で語り合った。

タキシード姿の4人が並んだ“ウエディングフォト”風の1枚では、後上が「リーダーはシュッとしていますけど、これまた(画像を)イジってるんですか?」と問いかけると、目を合わせた酒井は「イジってるに決まってんだろ!」と一言。実際に結婚式の経験もあり「予算的には30万円ぐらいで、安くやりました」と明かし、笑いを誘った。

花嫁のベール越しに、新郎の後上を写したかのようなカットの話題では、後上が「ベールをめくったところにおっさんのカメラマンがいらっしゃる」と撮影当時を回想。笑い声が響いた。続いてタキシードを着た酒井のソロショットが投影されると、後上が「詐欺師の存在感」と冗談まじりに表現し、酒井は話題作になぞらえて「みんなが“地面師”みたいっていうから面白い」と伝え、会場を和ませた。

オープンカーでの撮影では、運転免許を持たない後上以外の“誰が運転するか”を話し合った秘話も。運転手役となった岩永は、白川から「めちゃくちゃいい車だったよ。でも、(運転席が)狭くなかった?」と問われてうなずき、さらに白川が「(岩永の)足が長すぎて。めちゃくちゃ怒ってるし、それを見たかったんだよ」と岩永をいじる。そして、現場では運転を避けたいがために“免許を持ってきていない”と伝えていたことを明かすと、ファンがいっせいに爆笑した。

イベント後半にはマイクを手にした酒井が客席へと降り、ファンからの質問を拾い上げた。

大阪から来た「岩永さんの大ファン」を公言した女性は、卒業を聞いて「ほんまにめっちゃ悲しかった」と吐露。「数年後に純烈へ戻ってくる可能性は少しでもありますか?」と問い、岩永が「僕的には、50パー」と答えると、会場では「え〜!」という黄色い歓声と共に拍手が響いた。

神奈川から来た女性は「メンバーの好きなお花」を質問。後上は「いいことがあったときって紐づいているから、すごく幸せな思い」があるとして「胡蝶蘭」と答え、白川は「(咲く)期間が決まっている桜」と明かした。

岩永は「ひまわり」で「亡くなった母が大好きで。お葬式をしたときも、自分でお花を選ばなきゃいけなくて、ひまわりをブワーッと祭壇に飾った」と思い出を語り、酒井はシンプルに一言「たんぽぽ」と伝えた。

始終、笑いに包まれたトークイベントは終了。メンバーに見送られて、会場をあとにしたファンの誰もが嬉々とした表情を浮かべていた。

取材・文/カネコシュウヘイ 写真/中恵美子

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