今秋のカップルコーデの参考に。カイア・ガーバー＆オースティン・バトラーの最旬デートルック

今月初め、「Library Science」と書かれたTシャツを着てニューヨークに到着したオースティン・バトラー。これはガールフレンドのカイア・ガーバーがエディターのアリッサ・リーダーと立ち上げたブッククラブにちなんだもので、交際が順調であることをさりげなくアピールすると同時に、彼がいかに協力的であるかをほのめかすものだと言っていいだろう。

バトラーはガーバーを引き立てることを心がけているのか、彼女の隣では控えめなルックを纏うことが多い。つい先日、二人揃ってFKAツイッグスとジュリア・フォックスとの食事に出かけた際も、カーゴパンツとボンバージャケット、レースアップブーツを合わせたオールブラックの装いに身を包み、キャップを深々とかぶることで目立たないようにしていた。

一方のガーバーはというと、ロンドン発スサムサ（SUSAMUSA）によるブラックドレスの上にキャメルのトレンチコートを羽織り、ニーハイブーツ、セリーヌ（CELINE）の「TILLY」ショルダーバッグをスタイリングし、秋コーデの完璧な見本となるルックを披露。ブーツとトレンチの組み合わせは気温が下がり始める季節の鉄板だが、2024-25年秋冬シーズンの主要トレンドのひとつであるモックネックを取り入れることで、今らしさを演出しているのがポイントだ。

最近はカップルのチグハグコーデも度々話題になるが、ガーバーとバトラーはお互いを尊重し合っている様子。決して主張しすぎない、慎ましやかなリンクコーデは、二人の関係の表れなのかもしれない。

Text: Daniel Rodgers Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.CO.UK