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従業員が続々退職!残された私は【休憩ナシ】→ 上司からの『トドメの一言』に「ムリです。辞めます」

  • 2024.8.25

企業体質に問題があり、従業員がすぐに辞めてしまう、入れ替わりの激しい職場は、多数存在するようです。今回は筆者の知人女性から聞いた、劣悪環境過ぎる職場で勤務していたときのエピソードを紹介します。

画像: 従業員が続々退職!残された私は【休憩ナシ】→ 上司からの『トドメの一言』に「ムリです。辞めます」

退職者続出

私は美容クリニックに看護師として勤務しています。この勤務先ですが、お給料は悪くないのですが、待遇にいろいろと問題があるんです。

日報を書いたり、タオルの洗濯をしたり、という雑務は就業時間に含まれず、無償の残業扱いになっていたり、忙しい日には休憩が取れなかったり。

ほかにも、美容クリニックだというのに、まともな研修を受ける時間を取らせてもらえなかったり、希望の休みが通りにくかったり、従業員の不満が募りそうな問題を多数抱えています。

そんな状況がかさなり、あるとき従業員の半数が同時に退職してしまう事態に発展。

人手不足に陥り、さらに忙しい状況へとなってしまいました。

担当制の予約制度

美容クリニックということもあり、看護師資格のある人のみ施術できるメニューや医師資格のある人のみ施術できるメニューなど、さまざまな施術メニューがあります。

そのため私の勤務先では、担当制で予約を取っていくシステムを採用しています。

スケジュール管理表があり、そこに『従業員の名前、時間帯ごとの予約』が記載されており、そのなかには研修時間や休憩時間も組み込まれる体制です。

なにこのスケジュール!

ある日、スケジュール管理表を確認すると、私の名前の欄には出社時間の9時から、退社時間の18時までびっしりと予約が詰まっていました。

予約がびっしりと詰まっているということは、休憩時間もないということ。さすがに困ると思った私は上司に「すみません、これでは昼休憩どころかトイレ休憩すらままならないんですけど。」と直談判することに。

しかし、上司の返答は驚愕の内容でした。

トドメになった上司の一言

「休憩が欲しいなら、先にスケジュールに記入しておけばよかったじゃない。」

休憩の付与は義務付けられているものなのに、申請しなければ休憩すら取れない劣悪環境にさすがに開いた口が塞がりません。

これをきっかけに私はこの勤務先を退職する決意をしました。

まとめ

以上が筆者の知人女性が体験した実話エピソードです。

休憩時間は勤務時間の長さに基づき、決まった時間以上取得することが義務付けられています。人員が減って忙しくなるのはわかりますが、だからと言って昼休憩やトイレ休憩も取れない環境であれば、今後も退職者が続くことは間違いないでしょう。

【体験者:20代・会社員女性、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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