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データから読み解く! 90年代ハリウッド女優ランキング(1位)トップはやはり…唯一無二の輝きを放つのは?

  • 2024.8.24
ジュリア・ロバーツ【Getty Images】

全世界で20億ドルを超えるヒットを記録した『タイタニック』をはじめ、後世に語り継がれる名作を数多く生み出した1990年代のハリウッド。今回は90年代を代表するハリウッド女優の活躍を数字から読み解き、ランク付け。ランクインした女優陣の魅力がたっぷり詰まった、編集部イチ推しの作品もあわせてご紹介する。

1位:ジュリア・ロバーツ

生年月日: 1967年10月28日
出身:アメリカ
デビュー作:『ファイヤー・ハウス/全員集合』(1986)

★1990年代 出演作品数 21本
★1990年代 主演作品数 13本
1990年
『プリティ・ウーマン』『フラットライナーズ』
1991年
『愛の選択』『愛がこわれるとき』
1993年
『ペリカン文書』
1994年
『アイ・ラブ・トラブル』
1995年
『愛に迷った時』
1996年
『ジキル&ハイド』
1997年
『陰謀のセオリー』『ベスト・フレンズ・ウェディング』
1998年
『グッドナイト・ムーン』
1999年
『プリティ・ブライド』『ノッティングヒルの恋人』

★ヒット作(興行収入1億ドル以上)7本
『プリティ・ウーマン』(1990)―――1億7千万ドル
『プリティ・ブライド』(1999)―――1億5千万ドル
『フック』(1992)―――1億2千万ドル
『ノッティングヒルの恋人』(1999)―――1億1千万ドル
『愛がこわれるとき』(1991)―――1億ドル
『ペリカン文書』(1993)―――1億ドル
『ベスト・フレンズ・ウェディング』(1997)―――1億2千万ドル

★受賞歴
1990年『プリティ・ウーマン』
アカデミー賞最優秀主演女優賞 ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞
英国アカデミー賞 主演女優賞受賞 ノミネート
1991年『愛の選択』
MTVムービー・アワード 最優秀女優賞 ノミネート
1993年『ペリカン文書』
MTVムービー・アワード 最優秀女優賞 ノミネート
1998年『ベスト・フレンズ・ウェディング』
ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
MTVムービー・アワード 最優秀女優賞 ノミネート
1999年『プリティ・ブライド』
MTVムービー・アワード 最優秀女優賞 ノミネート

××ゴールデンラズベリー賞××
1992年『フック』最低助演女優賞 ノミネート
1996年『ジキル&ハイド』最低主演女優賞 ノミネート

●総評

栄えある1位に輝いたのは、ラブコメディから法廷サスペンスまで、幅広いジャンルの作品に出演し、唯一無二の輝きをみせたジュリア・ロバーツ。13本の主演作のうち、1億ドル以上の興行収入をあげたのは7本。驚異のヒット率である。『フック』(1992)と『ジキル&ハイド』(1996)でゴールデンラズベリー賞にノミネートされてはいるものの、『ペリカン文書』(1993)、『グッドナイト・ムーン』といった人間ドラマでは安定感のある芝居を披露しており、演技面でもハイパフォーマンスを連発。名実ともに90年代を代表する女優である。

★ジュリア・ロバーツの魅力が堪能できる90年代映画
『グッドナイト・ムーン』(1998)

原題は「義母」という意味をあらわす「Stepmom」。ジュリア・ロバーツは2人の子供を育てるシングルファーザーと恋に落ち、子供の世話をめぐって奮闘する義母役を好演。共演のエド・ハリス、スーザン・サランドンといった名優陣とのアンサンブルも見応え抜群な、ヒューマン・ドラマの隠れた名品である。

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