【城南区神松寺】シルクサリーに魅せられて リノベーションのシェアテナント

こんにちは！リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです！福岡市城南区神松寺に、築50年の古民家をリノベーションし、「FOUR SHARE SHINSYOJI.」というシェアテナントとして生まれ変わった素敵な場所ができましたので、5回に渡りお伝えしていきますね。

１回目は、6月にオープンした「didi」（ディディ）というオリジナルエシカル衣料を販売しているお店のご紹介です。階段を上ると敷地内の庭に、「荒駒大明神」というお稲荷さんがいらっしゃるのですが、こちらのお店はお稲荷さんから見て一番奥にありますよ。

どんなお店？

didiは2003年創業のエシカルブランドで、ネパールの自社工場にて現地の女性の生活支援を行っています。 実は20年前に福岡市中央区赤坂で発足し、10年程、物販やカフェ、ライブやイベントなどを行っていました。その後の10年間は東京に拠点を移されていたので、寂しく思っていたお客さんも多かったことでしょう。この度なんと待望のカムバック！10年ぶりに、その赤坂本店が蘇ったようなお店がここ神松寺にできましたよ。

カラフル～♪

大きな窓ガラスを開けると、その中はまるで異世界！色とりどりのサリーウェアがお出迎えしてくれます。

パッと目を惹いたのは、こちらの巻きスカート。色の鮮やかさが美しいのは勿論、触ってみると肌に馴染む感じが何とも心地よいんです。インドやネパールの女性の民族衣装として知られるサリーの中でも、上流階級の女性のみが着用する、希少なシルクサリーです。

スタッフの方に着ていただきました。見るだけでもワクワクしますね。

リバーシブルになっているので、1着で2度楽しめちゃいますよ。ぱっと見は柄が派手に感じたのですが、無地やシンプルなものと合わせると、意外と簡単に着こなせそうです。

さらにはスカート以外にも、色々な着こなしバリエーションがあるので、とってもお得感がありますよね。

サリーウェアは、ビンテージの中でも、S級と呼ばれる特に状態の良いサリーだけを厳選してを使用し、仕立てています。オーナーの加藤さんがデザインし、カトマンズにある自社工房で作り、こちらで販売していますよ。どれも1点ものですから、お洒落さんにはたまりませんね。

トップスには無地のタイプもありますよ。綿100%ダブルガーゼ素材で快適な着心地。こちらはネパール語で”象さん”という意味の「ハーティー」というdidiの新ブランドとか…

これからは着物生地を使ったオリジナル製品も手がけていくそう。これからのdidiが楽しみですね。

小物も色々♪

大学生の頃に流行ってそれ以来パシュミナの虜になった私は、この鮮やかなパシュミナに一目ぼれ♪本当に触り心地が素晴らしいんです。冬には厚手のものを販売するそうですよ。 ラタン（草木の一種）を使ったバッグも販売しています。軽くて丈夫で使いやすいそうです。

天然石のアクセサリーは、タイ人の作家さんが作ったもの。アジアンアクセサリーというと、大きめの派手なイメージがあるかもしれませんが、こちらは普段使いに品よくまとまるデザインのものを多く扱っています。タイの天然石は安価だそうで、加工してもリーズナブルな価格帯なのが嬉しいですね。天然石のチャーム（御守り）も販売していますので、それを購入して敷地内の神社でお参りしたら、パワー倍増とのことですよ♪

奥にはフリースペースもありますので、こちらでちょっとくつろいでいくこともできるそうです。これから楽しい多目的空間になっていくそうなので、楽しみです。

そして、didiの商品代金の一部は、ネパール、ヒマラヤの学校の寄付金になります。素敵な衣料品を購入したら、社会貢献にもつながるんです。didiは過酷労働や児童労働のない工場環境のもと、可能な限り天然素材、リサイクル可能な素材を使用しているという、フェアトレードブランドです。

ネパール語でdidiは「お姉さん」という意味。現地でオーナーの加藤さんは「didi」と呼ばれているそうで、それがそのまま店名になりました。「古民家を利用するということで、新たな試みも色々考えていますので、是非いらしててみてください。」と加藤さん。

後ろは手作りの試着室です♪

映画鑑賞会やイベントなどもできるそうですので、ぜひdidiで色々な楽しみ方をしてみてくださいね。

didi（ディディ）

福岡市城南区神松寺1-21-9

11時〜19時

定休日 水曜日（事前に予約すれば、その限りではありません）

didi 

didi(@didiethical) • Instagram写真と動画