【乾燥でファンデが崩れる】メイク直しの方法と「正しい保湿ケア」をプロが徹底解説！

2024.8.23

教えてくれたのは…

ヘアメイクアップアーティスト

金澤美保さん

多くの雑誌をはじめ、映像、ライブなど幅広いジャンルで活躍中。わかりやすいメイク理論とテクニックで、誰でもすぐに実践できるメイクのコツを寄り添いながらやさしく指南。

【乾燥崩れのメイク直し】オイルとバームの“押し込み塗り”で崩れをなかったことに！

乾燥崩れで気になるのはここ！

【乾燥でファンデが崩れる】メイク直しの方法と「正しい保湿ケア」をプロが徹底解説！

ひび割れ・ウロコ状に見える・粉吹きが目立つ
キメが乱れ、そこにファンデが入り込んでムラっぽく
ファンデがはげて境目がくっきり

こうなると、上からファンデや粉を重ねるだけでは不十分。乾燥が原因なので、まず行うべきはしっかりとした保湿ケア。うるおいを与えて、ムラやひび割れをなかったことに！

全顔にオイルミスト→手のひらで押し込み塗り

１.ミストを全顔にかけて保湿する。化粧水ミストよりも保湿効果の高い、オイルタイプがベスト。

使ったのはこれ！

メルヴィータネクターデルミエールアクティベーターオイルウォーター

50ml / ￥4730

２.両手のひらで顔を軽くおさえてミストを押し込む。手のひらを動かしたり、すべらせたりするのは、メイクがヨレるので厳禁。

これでカサつきやヨレが目立たなくなるなら、この上からファンデやパウダーを重ねればOK。これでは不十分という場合は次のステップへ！

崩れが目立つゾーンに保湿バームを“くるくる塗り”

１.バームを手の甲に一度置いて薄く伸ばし、指先に少量取る。

使ったのはこれ！

IHADA 薬用クリアバーム

18g / ￥1760（編集部調べ）

２.ファンデがはげて境目が目立つゾーンや、キメが乱れてファンデが入り込んだ箇所に指を当て、クルクルとやさしい力でバームを塗り込む。周りに伸び広げず、ヨレが気になる範囲だけにとどめること。

これだけで、ファンデの“境目”がなかったことに！

この状態になればOK。ファンデやパウダー、コンシーラーなど、メイク直しに使っているアイテムを上から重ねて。

「メイク崩れしない」正しい朝の保湿方法を徹底レクチャー

メイク崩れが特に気になる夏場は「保湿はライトに済ませておこう」という気持ちになりがち。でも、それ自体がそもそも間違い。「サラサラの肌状態」でメイクをスタートすると、逆に乾燥崩れが起こりやすくなります。さらに、崩れたくないからと皮脂・テカリ対策の下地やマット系ファンデなどをチョイスすることで、肌の乾燥がさらに加速してしまう場合も。
メイクスタート時は、触ったときに肌が手のひらに吸い付くくらいのしっとりとした肌状態を目指すこと。これ、絶対マストです！！