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“マタ垢ルール”って何?妊娠中は「食べ物の画像はセンシティブにして」「旦那の惚気はNG」…「不快にさせてたらすみません」SNSで困惑の声

  • 2024.8.23

SNSの“マタ垢”に暗黙のルールがある?

“マタ垢ルール”って一体何?
“マタ垢ルール”って一体何?

SNSは、情報を多くの人に伝えることができるというメリットがある一方、その情報が本人の意図しない形で伝わってしまったり、何気ない呟きが特定の人にとっては“不快”ととらえられてしまうこともあるでしょう。そのたびに、SNS上では議論や喧嘩のようなやり取りが至るところで起こっています。この衝突を避けるためのルールの一つに“マタ垢ルール”として知られている暗黙の了解が存在しているようです。

“マタ垢”とは、マタニティ(妊婦・妊娠中)であることを明言したX(旧ツイッター)アカウントのこと。アカウント名には、〇w(妊娠週)や出産予定日、初産かなどの情報を入れていることが多いようです。妊娠中の女性は、妊娠によって変化する体調や体型の変化、不安などさまざまな悩みがあるもの。“マタ垢”を開設する目的は、同じ状況の妊婦さんとつながって妊娠中の情報交換やさまざまな悩みを相談したり、成長する子どもの喜びを分かち合うことにあるようです。

Xでマタ垢を作る人は、まず自身の妊娠状況などを記入した“マタ垢プロフィール”なるものを作成。#マタ垢プロフィールカードとつけ自身の妊娠状況などを公開し、予定日や年代などが近いアカウントと繋がりやすくしているようです。#マタ垢プロフィールカードを付け、多くの人が最初の挨拶に添えているコメントが『マタ垢ルールよく分かりませんが仲良くしてください』。

多くの人が、最初はよく知らないという“マタ垢ルール”。実際にどんなルールなのでしょうか。例えば、「食べ物の写真はセンシティブ設定→つわり中の人への配慮のため」、「上の子のことは呟かない→初産の人は不安でいっぱいなので自慢に聞こえる」などが該当するようです。

他にも「産後筋トレ始めましたなどは控える→産後体力ない人への配慮、出産後のママ垢で投稿(出産後はマタ垢から“ママ垢”に移行)」、アカウント名に「にこちゃんマーク」が入っている人には、丁寧語ではなく「タメ口」で大丈夫などもあるようです。

ルールを「知らなかった」「不快にさせてたらすみません」の声も

しかし、Xのタイムラインを見ているかぎりは、すべての人が周知しているわけではないようです。マタ垢ルールがあることを初めて知った人は、「マタ垢ルールいろいろあるんですね…不快な気持ちにさせてたらすみません」「気にしたこと無かった」「上の子のこと書いたらだめなのか」「子が同い年なら初産とか経産婦関係ない気もする…」など、困惑する声が寄せられていました。

これらのルールが出来た経緯には、過去に投稿で衝突したり、炎上した人がいたのかもしれません。そのルール違反を注意する「マタ垢ルール警察」もいる模様。少々やりすぎとも言えるルールに、「学級委員みたいでちょっと…」「ルールは無視!常識の範囲で好きなことを呟く」「見たくない人はブロックすればいいだけ。SNSってそういうもん」などの意見も寄せられていました。一方で、「週数のエコー写真とかは、自分のを見るまでは見たくないから投稿してほしくない…」という意見もあります。

「妊娠」という同じ状況の人と喜びや不安を分かちえる一方、炎上の危険もはらんだ「マタ垢」。「ルールを気にしない人歓迎!」「不安解消のためのSNSでストレスを溜めてしまうなら本末転倒です」と警鐘を鳴らす人もいます。実は過去に何度も「マタ垢ルール」は話題になったことも……。“妊娠中”という期間が限られていることでアカウントの入れ替わりが激しいことが、残り続けている原因なのかもしれません。

「マタ垢ルール知らないまま出産したよ」「一回も守ったことない」という声も寄せられております。もちろん、明らかに人を不快にする投稿や、モラルにかける投稿は許されません。つわりやメンタルの不安定さもある妊娠時期だからこそ、細かなルールにとらわれることなく、妊娠中限定のSNSでの交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(LASISA編集部)

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