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「×(バツ)」の文字をペケと読む謎。ルーツは商用語のスラングにあり

  • 2024.8.23
「×」の字を「ペケ」と読む謎 (C)ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA(ピクスタ)
「×」の字を「ペケ」と読む謎 (C)ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA(ピクスタ)

普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!

そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。

「×」の字を「ペケ」と読む謎

「○」はマルと読み、「×」はバツともペケともいう。このペケの由来で有力視されているのは、マレー語で「不要」「あっちへ行け」を意味する「ペッギ(pergi)」を語源とする説だ。

江戸時代末期、横浜居留地にあった外国商館には、中国や東南アジアを経由して来日した商人たちもいた。彼らが商談する際に使っていた商用語のスラングの中に、売り込みを断られた際などに使う「ペッギ」があった。これが「ペケ」と聞き間違えられ、不要、不良品などの意味になったのだという。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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