ガリッと歯に当たる黒胡椒の刺激とにんにくの香りで酒がクイクイ進みます!「飲み友」の料理研究家、上田淳子さんとしらいのりこさんに夏の晩酌がテーマの自慢のつまみを披露し合ってもらいました。
■“スパイス枝豆”のつくり方
◇材料 (2人分)
枝豆:1袋(250g)
塩:大さじ1
にんにく:1片
クミンシード:小さじ1
黒粒胡椒:小さじ1/2
(1)枝豆をゆでる
枝豆はさっと洗って鍋に入れ、塩を入れてもむ。にんにくは粗みじんに切る。
(2)蒸し煮にする
①の鍋に水300ml、にんにく、クミンシード、黒粒胡椒を入れ、蓋をして強火で5~6分蒸し煮にする。
――教える人
「上田淳子 料理研究家」
スイスのホテルやフランスのレストランなどで修業した経験を持ち、ワインにも精通。自宅のバックヤードには秘蔵酒がごっそり隠れている。『フランス仕込みのシャルキュトリー』(河出書房新社)などワイン党の心をくすぐる著書多数。
「ごはん同盟(しらいのりこ) 料理研究家」
調理担当のしらいのりこと企画・酒担当のシライジュンイチ夫婦による、炊飯系フードユニット。ご飯も日本酒も米が原料。どちらも等しく愛している。近著に『ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)。
この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。
文:佐々木香織 写真:伊藤徹也