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「やばいやばい」3時間毎の授乳のはずが寝過ごした!新生児育児でさらに困ったことが<産後がつらい>

  • 2024.8.23

2022年10月に元気な女の子を出産し、初めての育児がスタートしたしおさん。出産時のいきみによりできたイボ痔と岩のように張る胸、睡魔と闘いながらボロボロの状態で赤ちゃんのお世話をしていました。しおさんは、よく寝てくれる静かな赤ちゃんに「手がかからない子?」と思っていましたが、その思いはすぐに打ち消されることに……。

規則正しい娘が…!?

娘を出産後、自宅へ戻り、新生児育児をスタートさせたしおさん。出産時に患ったいぼ痔に悩まされ、ほぼ寝たきり状態でお世話をすることに。

その一方で、この状況を察したのか、3時間おきの授乳タイミングで規則正しく起きる娘。しおさんは「もしや全く手のかからない子?」と思うのでした。しかし、娘が心配で眠れない日々が続くのでした。

小さな命を守っていけるのかと不安になりながらお世話をするしおさん。ある日、前回の授乳から4時間後に目が覚め、娘が脱水になっていないか、慌てるしおさん。急いで授乳しようと準備をしていると、胸の辺りがしめっている……? 実は母乳パットから母乳が溢れ濡れてしまっていたのでした。

母乳育児が軌道に乗ってきたころ、しおさんはある問題に悩まされていました。その問題というのが、ゲップのときに吐き戻しが多いということ。毎回のように吐き戻してしまうため、ガーゼやタオルを毎日何毎も手洗いすることとなるのでした。

◇ ◇ ◇

しおさんのように母乳育児の場合、赤ちゃんが欲しいときに欲しいだけ飲ませても良いと言われています。また、母乳を作り出すため、おっぱいが痛くならないように、授乳間隔を3時間以上あけないようにしてほしいという理由があります。きっちりやらなければと思うとママは大変ですよね。個人差はありますが、生後3カ月ころまでは24時間に8回以上授乳回数があり、おしっこがしっかり出ていて赤ちゃんが欲しがっていなければ過度な心配はしなくても良さそうです。

また、吐き戻しがあっても元気でしっかり体重が増えていれば心配ありません。 噴水状に吐くことが数日続く、下痢や熱などほかの症状がある場合は小児科を受診しましょう。


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。


著者:マンガ家・イラストレーター しお

ベビーカレンダー編集部

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