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踊って、奏でて、町を知る。身も心も弾むメキシコシティツアー〈DISCOS Y AMIGOS〉

  • 2024.8.23
〈DISCOS Y AMIGOS〉の参加者

3つのポイント

1.ラテン音楽クンビアをテーマにした観光ツアー。
2.ダンスや演奏をしながら郷土音楽の歴史を学ぶ。
3.レコード店主やDJとの交流、音楽情報交換も。

踊って、奏でて、町を知る。身も心も弾むメキシコシティツアー

メキシコシティを歩けば必ず聞こえてくる、“クンビア”と呼ばれる音楽がある。4分の2拍子のユルめのダンスミュージックで、発祥はコロンビアだが、1960年代よりメキシコシティのブロックパーティで大流行。当地で最も踊られる大衆音楽となった。

そんな町を象徴するクンビアについて学ぶツアーが『Discos y Amigos』だ。パブロ・ボルチとウンベルト・イセア、DJでもある2人が2022年から運営。ボルチは国際的音楽ツーリズムを実践する組織〈MusicCities Events/Momentual〉で働く傍ら、「もっと気軽に音楽と観光を結んだウォーキングツアーをやりたくて」と同プロジェクトをスタートした。過去に別ジャンルのツアーも行ったが、現在は海外からも注目度の高いクンビアに特化していると語る。

DISCOS Y AMIGOS主催のボルチとイセア
主催のボルチ(左)とイセア(右)。
DISCOS Y AMIGOSのイベントの様子
楽しいダンスの授業。国内外の参加者の割合は半々でリピーターも多い。

ツアーは4時間というなかなかの長丁場。その内容は、ダンスのステップを習って踊り、コアなレコード店を巡り、識者による音楽の歴史や逸話を聴き、シメに音楽スタジオにて、音楽家の指導の下、リズムを学びながらジャムセッションするというもの。ほかにはない音楽体験や、参加者同士や主催者側との間の新たな交流が好評だ。

最近はメキシコ国内に限らず、国外の音楽ツアーのコンサルタントも行っているという2人。このツアーに可能性を見出しているそうで、「日本も音楽が豊かな国だし、何か一緒にやりたい!」。今から待ちきれない。

音楽を奏でながら街を散策する人々
移動時にはクンビアの主要楽器のアコーディオンやパーカッションを奏で、歌いながら参加者全員でキャラバン!
レコード屋台〈Ricos Discos〉
有名DJも訪れるレコード屋台〈Ricos Discos〉でのディグタイム。
DJ、モレーロス
同店ではクンビアをメキシコに広めた第一人者のDJ、モレーロスが講義。

Information

〈DISCOS Y AMIGOS〉のロゴ

DISCOS Y AMIGOS

ディスコス・イ・アミーゴス/2022年設立の音楽ツアー。1〜3ヵ月ごとに催行し、これまでに15回開催。ツアー参加者の平均は15人。料金600ペソ(ビール代込み)。

Instagram:@discosyamigos

1メキシコ・ペソ=8.77円(2024年6月28日現在)。

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