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「自分の命と彼との関係、どちらが大切か?」世界的ダンサーが語る、自分を大切にすることがすべての始まり

  • 2024.8.23

36歳の現在地。

Mimee

自分に嘘をつかない生き方

Maasaさんは、岡山の田舎町で育ち、小学生の頃からダンスに没頭。ダンスから離れた時期もあったが、東京やアメリカでの経験を経て、ダンスへの情熱がさらに深まった。しかし、彼女は自分自身を作り上げたという感覚はあまりなく、むしろ「その時々に自分に嘘をつかずに生きてきた結果、今の自分がある」と振り返る。

どんなに成功を収めたとしても、自分の心の声に忠実であり続けることが、真の自信や強さにつながると語ってくれた。「常に、自分が信じた道を選んできました。その過程で失敗もしましたが、そこから学び、成長することができました。自分に嘘をつかずに生きることが、自分を大切にする第一歩だと感じています」

Aya Shimizu

メンタルヘルスへの意識とその重要性

コロナ禍で初めて自分を見つめ直す時間を持ち、メンタルヘルスの重要性に気づいたのだとか。それまでノンストップで仕事を続けていた彼女が、初めて立ち止まり、自分自身と向き合った。その過程で、自分を見失う危機に直面し、カウンセラーの助けを借りながら、自分の命をどう大切にするかを真剣に考えていったそう。その時期に付き合っていた彼との関係は、彼女にとって非常に大切なものだったけれど、同時に彼女のメンタルヘルスに大きな影響を与えた。彼女は、その関係が次第に自分自身を追い詰めていることに気づき、最終的には別れる決断。「その時、カウンセラーに『自分の命と彼との関係、どちらが大切か?』と問われたことがありました。もちろん自分の命が大切だと答えましたが、行動に移すのは簡単ではありませんでした。最終的に、自分を一番に大切にすることが必要だと痛感しました」

彼女は、自分自身をケアし、優しくすることが、他者への本当の優しさにつながると学んだ。この経験を通じて、彼女は自分の心と体を見つめ直し、より強くなるための道を歩み始めたのだとか。

「心のケアは、髪や肌のケアと同じくらい重要です。でも、それが一番後回しにされがちなんです。自分の心の状態に気づき、それをケアすることは、他の誰かに優しくするための第一歩です」

自分自身を大切にすることが、他者への優しさや思いやりにつながると何度も強調する。彼女の言葉は、多くの女性たちが抱えるプレッシャーやストレスを軽減し、自分を労わることの大切さを再認識させてくれる。

小さな積み重ねが自信を生む

彼女が語るもう一つの重要なテーマは、「自信の持ち方」。彼女は、外部からの評価や成果に依存せず、日々の小さな努力の積み重ねが、自信を築く基盤になるという。

「自信は、他人の評価ではなく、自分自身の行動から生まれます。例えば、毎晩ストレッチをすることや、体をケアすること。そういった小さな約束を自分と交わし、それを守ることで、自分を裏切らないという自信が積み重なっていくのです」

このような日々の積み重ねが、彼女の強いメンタルを支えている。とくに、現代の情報過多な社会において、自分自身に向き合う時間を持つことは、自信を持つために不可欠だと教えてくれた。

バランスのとれた生活を心がける

改めて、健康的な生活を維持するためには、心と体のバランスが重要だと話す。仕事に追われる日々のなかで、心の声に耳を傾け、自分の調子を整えることが持続可能な日々につながる、と。

「自分の体と心のバランスを取るために、日々の生活のなかで時間を作るようにしています。たとえば、体を動かすことや、外に出て自然のなかでリラックスすることが、私にとってはとても大切なリフレッシュ方法です」

このようなバランスのとれた生活を心がけることが、心の健康を保ち、日々のストレスを乗り越えるための鍵になっているそう。

人々に寄り添い、メッセージを届ける

ダンスだけでなく、来年の春頃にはドキュメンタリー映画も公開予定で、自分のメッセージを多くの人に届けたいと考えている。彼女は、自分の経験や感じたことを通じて、人々に寄り添い、勇気を与えたいと語ってくれた。

「ダンスを通じてたくさんのことを学びました。それを今度は映画という形で、かっこいい自分だけではなく、ありのままの自分を見てもらうことで、より多くの人に希望を与えたいと思っています。どんな困難な状況にあっても、自分を信じ、自分を大切にすることをみなさんにも忘れないでほしいなと考えています」

世界で活躍する彼女の話から、夢を叶えていくためには自分自身を大切にし、心と体のバランスを取ることの重要性が伝わってきた。忙しい日々のなかで、自分を労わる時間を持つことが、人生を豊かにし、他者に優しく接するための第一歩ではないか。彼女のメッセージは、多くの人の支えになるだろう。

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